jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

三銃士の保護


17日の夜から、ご近所のHさんのお宅で餌やりを続けて頂いていた母猫と3匹の仔猫捕獲作戦を致しました。

8時くらいから捕獲器を仕掛けると、もうすっかり捕獲器に慣れていた仔猫ちゃん達は、早々に捕獲されてしまい、悠々としてHさんに玄関に運び込まれてしまいました。

しかし、肝心の母猫は、ものすごく警戒し、一向に捕獲されず、翌朝に、この日の母猫の捕獲は断念することになりました。

玄関と外では、子猫たちと母猫が互いに呼び合う声が一晩中、悲痛に響き渡り、Hさんも私も胸が締め付けられるようでした。

Hさんは人間にも動物さん達に対しても、とても愛情深い方で、慈愛に満ちていらっしゃり、猫ちゃんたちに対しても、ものすごいほどの感情移入をされて繊細でお優しい方でいらっしゃいます。これまでかなりの動物さん、歴代のノーランズ猫ちゃん達を助けて飼ってこられたとのことでした。

それだけに、今回の捕獲劇はかなりの心理的なダメージでいらしたようです。

特に子を探して泣き叫ぶ母猫に心底、同情されて最初から最後まで泣いていらっしゃいました。

Hさんは大阪のご出身でいらっしゃり、感情表現がクールに見える関東の人たちより、感情表現が豊かでいらっしゃる感じが致しました。

もちろん関東の人たちも慈悲も慈愛も深いのですが、表現の仕方が違うのでしょう。


捕獲は夜からでなく、早朝に行い、仔猫ちゃんたちのダメージを短くしたら良かったかと反省いたしました。

しかし、早朝に失敗したら一匹も捕獲できなかったかも知れないとも思い、いろいろ複雑な思いが交錯します。

Hさんの息子さまが今回、お車の運搬をお手伝いしてくださいました。息子さまは寡黙ですが、とてもご家族思いの理想的な息子さまでいらっしゃいます。また頭の中に全国の地図がすべて詳細にインプットされていらして、住所を伝えるだけで、目的地に最短距離で行ってくださいます。こんな方が家族にいらしたら、本当に有難いです。
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無事に3匹の仔猫ちゃんを埼玉県の所沢市にある「さくらねこ診療所」に連れて行き、手術を終えて引き取ると、皆、またまた男子であると判明いたしました。

民間のお宅にある「さくら猫診療所」さんでは今回、Sさんが埼玉県の所沢市の行政枠で無料チケットを取ってくださっていたおかげで「爪切り、耳掃除、ノミダニ回虫除去、ワクチンの注射」まで無料でやってくださいました。
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なんとなんと有難いことです!今までこれらにどれだけ多額な費用が掛かっていたことか、早く知っていたらと思いましたが、それはそれできっと意味があったのでしょう。



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そしてなぜか、捕獲保護をする猫ちゃん達は男子が多いです。

これまで保護した8割は男子でした。本当に不思議です。

今回の子達は、目力が強く、心身も強く母を守る三銃士といった風貌です。

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この子達の聖母マリアになってくださる里親さまも大募集開始です。


とっても強い生命エネルギーを発しておりますので、パワーを必要としていらっしゃる方のもとに、セラピーキャットとして赴くと感じております。

今のところ命名

ピオ君 :

「奇跡の癒しの聖人、ペドロ・ピオ神父に由来」

フランチェスコ、フラン君 :

アッシジの聖人であり、動物とのコミュニケーションができたとされる聖人フランチェスコに由来」



クリストファー、クリス君 :

「キリストを運んだもの、旅(人生の旅)を守護する聖人とされる聖クリストファーに由来」



これからもう少しきれいにして、人馴れをして頂き、その後、お引渡しを致したく思います。

できたら、この三銃士君たちは引き離したくないと思います。

家族全員を守る、三銃士はいかがでしょう?