少し前に、保護した猫ちゃん達を病院に連れて行っている時に、一緒に保護猫活動をしてくださっている方々の会話の中で、
『里子に出した猫ちゃん達が、里親さんから捨てられたり、逃がされたりしている、里子に出すのが怖くなってきた』
というものがありました。
まさかそんなことが起こりえるなんて、と思っておりましたが、妙にその会話が引っかかっておりました。きっとそれがサインであったのだと思います。
今回、2つの猫ちゃんリコール問題につながるものでああったと苦渋の思いでおります。
こちらも、猫ちゃん達を一刻も早く新しいご家族に迎えてもらったらもっと幸せになると思い、焦り過ぎたと反省しております。
しかし、里子に出さないと、次から次へと入ってくる猫ちゃん達の居場所がございません・・・
本当に早く広々とした、猫ちゃん達が自由に遊んで暮らせるようなキャットランドを造ってあげたい、と心の底から願います。
しかし、猫ちゃんにとっては、普通のお家の中で過ごすことはそんなに苦痛ではないと思っております。
猫ちゃん達を見ていると、一日20時間くらいは寝て過ごし、数時間だけ身体を伸ばして駆け回るくらいであり、そんなにスペースも要らず、お世話も本当に楽だと思うのです。
猫ちゃん達のお世話は、気負い過ぎず、適度に力を抜いて、柔軟性を持って、『使用上の注意さえ守っていただいたら』、まったく苦痛なく、むしろ本当の幸せを運んでくる方々だと思います。
ふと感じたことですが、猫ちゃん達は精霊の御使いのお役目をしていらっしゃいますが、もしかしたら、精霊そのもののお姿ではないかということです。
精霊さんとは、上手にお付き合いをし、愛し、可愛がってあげたら、人間にとても好意を持ち、たくさんの感謝のお礼をして参ります。
それがいろんな形になります。たとえばそれが豊かさのシンボルであるお金になったり、仕事になったり、また健康になったり、家族が円満になったり、あらゆることが順調にスムーズに進んだり・・・と、とても良い作用をしてくださるのです。
こちらが精霊さんの為に行なった行為が、反対に精霊さんのご機嫌を損ねるものであったり、怒りを買うことであったりしたら、それはまったく逆の苦しみをもたらすサインが起こって参ります。
あの映画の『グレムリン』の可愛いギズモが、使用上の注意を怠り、水を掛けられたり夜中に食べ物を食べてしまったために、モンスター化してしまい、人間に逆襲を仕掛けてくるものと、ちょっと似ていると思いました。
もちろん、そこまで極端なことはありませんが・・・
猫ちゃんを飼う上で、『ご利益信仰目当て』で受け入れてくださってもまったく構わないと思うのです。
ただ、猫ちゃんの気持ちを考え、可愛がって愛してあげたら、十分に猫ちゃん達はその気持ちが伝わり、お返しをしたいと思うはずなのです。
私も外にいる猫ちゃん達にご飯を配っているのですが、それが最近は、お地蔵さんにお供え物をしている気分になっております。
猫ちゃん達は、まさにその地域を守る『氏神様』のお役目をしてくださっています。
その担当地域を邪悪なものの侵入から日々守ってくださっています。
そしてご先祖様方ともつながり、私たちにメッセージを伝えてくださってもいます。
そんな有難い存在達をもっともっと尊び大切にしてあげたいと思います。
「これだけのスペースとご飯があれば最高に幸せ!満足さ!」
By みつばちハッチことボブちゃん
「ぼくちゃんは、ほとんど動かないよ。でもこれでもちゃんと働いているんだぞ!」
By ぽっちゃぽちゃになっている淡路島のブラウニーさん
Oさま、たくさんのお供えものご飯を送ってくださりありがとうございます!!