jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

僕を連れて帰らないで・・・


聖母マリアKさまのお宅の男爵グレーテルと女王ミケルに7か月振りに再会させて頂きました!

男爵グレーテルと女王ミケルは、しっかりと悪魔退治のお役目を果たし、生き神様としてお働きになっていらしたとのことで、有難く安心致しました。

そしてこのお宅になじんで上品で美しく気高くなっていらっしゃいました。

他の聖母マリアさまのお宅の猫ちゃん達も皆、そのお宅の品を頂き備えておりました。


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しかし、Kさまがおっしゃるには、私の来る日から様子がおかしくなっていたそうです。

最初は、玄関のドアまでお出迎えくださったグレーテルでしたが・・・

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彼の記憶がはっきりとよみがえったようです。

「あ!こいつ!僕を何度も連れ出した奴だ!」
と・・・

それから、グレーテルの私からの必死の逃走劇が始まりました。

私は何度も何度も「もう連れて帰らないから安心しなさい!」と語り掛けても信用してくれません。
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(手の届かない下の隙間に入り込んで絶対に出て参りません・・・前は私の膝に乗ってきていたでしょ!男爵グレーテル!)


「また僕をここから連れ出すんでしょ!僕は信じないよ!僕はここが大好きなんだ!ここの家族を心底愛しているんだ!僕をここからもう連れ出さないでお願いだよ!」

「僕はなにか悪いことをしたの?だから連れて行くの?」

と、グレーテルの心の叫びが何度も聞こえて参りました。

結構、その度にうるうると感動しておりました。

そんなにこの家族を愛しているのですね、男爵グレーテル。

「あなたはなにも悪いことをしていませんよ!大食いだけど・・・」

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そしてとっても深く愛され大事にされているのですね。

大胆女王のミケルもまた私を思い出して、「あ!いやだいやだ!この人!」とささっと逃げてしまいましたが、少しずつ大丈夫かな、と近寄っては参りました。

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しかし、猫ちゃん達の記憶力はすごい!と思いました。

すべてはっきりと覚えているのですね。


聖母マリアさまTさまのお宅もトトちゃんもメタトロンちゃんも、私から必死の形相で逃げまどっておりました・・・トトちゃんは捕獲して爪を切らせて頂きましたが・・・

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「抱っこすると、びよ~~んと伸びるメタちゃん」

確かに私は猫ちゃん達にとって一番嫌なことをする、嫌な人間です。

捕獲したり、病院に連れていったり、爪切の刑、耳掃除の刑を処する人です。更に慣れた場所から、連れ出し、聖母マリアさまになってくださるお宅まで運ぶ人です。

その全部を事細かく覚えているようです。

しかし、猫ちゃんにとってはやっぱり、せっかく慣れ親しんだ人や場所から引き離すことは、かなり苦痛なのだとつくづく感じ、心が痛くなりました。

今、猫ちゃんリコール問題を3件も抱えており、その子達がとても裏切られた感を持ち、心が傷つくのだと思うと、本当に胸が痛みます。

人間の勝手な都合で振り回してしまいものものすごく申し訳なく辛いです。


でも仕方がないですね。。。

それも受け入れてください・・・お互いの幸せの為に・・・リコールされるセラピー・キャット達には、お互いにとってより素晴らしい聖母マリアさまのご家族が待ってくださっているのでしょう。