昨日は、所沢のSさん宅のセラピーキャット候補生寮?!で、プライベート譲渡会が行われました。
こちらは生徒さまやクライアント様方ではなく、一般の方々からの応募でした。
今、残っている6猫ちゃん達は一般の方々を癒す方が良いということで、「ペットのおうち」で公募されたのです。
昨日は、午前中と午後にお二方が見えるはずでしたが、結果は、午前中の方だけのお一方になってしまいました。
午後はインドネシアご出身の大学院生の方が、駅の改札口で待ち合わせをしていた約束の時間に現れず、メールをしても「延期をお願いしていたはず」としらばっくれられ、そのまま断ち切れになってしまいました。
南半球時間なのでしょうか。おおらかというか・・・時間にルーズな方は信用できず猫ちゃんの里親さまにはなれません。
駅から徒歩17分のハウスと駅を昨日は4往復をし、その後、8匹の猫ちゃん達の爪切りで3時間を費やし、外猫ちゃんの餌やりで2時間半費やしました。
良い運動になり、おかげで寒さで痛んでいた腰の痛みがなくなりました。
猫ちゃん達の活動とお世話は本当に時間と体力勝負でございます。
他の保護猫活動の方々も長年頑張っていらっしゃいますが、とても頭が下がります。
午前中にお越しくださた50代の女性はとても心が優しく、そして動物さん達に対してものすごい程のケアをしてくださる真摯な真面目なお方で、信頼できると思いました。
以前お世話していた猫ちゃんは22年と8か月生きた女の子ちゃんで、亡きお父様から引き継ぎ、最後の一年間をほぼ毎日、猫ちゃん用のお出かけカートに乗せて獣医さんに通い、皮下点滴を6時間も受けさせ、食事はホタテとマグロのお刺身をたたきにして食べさせて、最期に眠るような大往生の看取りをするまでお世話をされたそうです。
以前の猫ちゃんの49日が終わってからアントニー君とエムちゃんをお受けくださるそうです。
もうすでに以前の猫ちゃんは、エムちゃんに入りつつあるようです。
昨日は、エムちゃんの顔がお写真で拝見した、亡くなった猫ちゃんの顔になっているのが分かりました。
きっとアントニー君とエムちゃんは新しい方のお宅で最高に幸せになるに違いありません。
本当に良かったです。
残る6猫ちゃん達にも最高のご家族さまが見つかりますように引き続き広報活動をしたいと思います。
昨日は、右往左往で写真を撮る余裕がありませんでした。
爪切りの為に押さえつけられていたフランが怒って私の指を噛み、ちょっとだけ流血しましたが、手袋をはめていた為に大事には至らず良かったです。
難問は女の子達で、エアコンの上から降りて来ず、結局、エアコンの上で3猫ちゃん達の片側だけの爪切りしたできませんでした。
爪切りは本当に人間にとっても猫ちゃん達にとっても難題です。
爪切りをしなくても良いグッズを発明したいと思います。
ちょっと思いついたのが、軽石でできた爪とぎポールです。
猫ちゃんは上に昇りたい習性があり、棒のようなものを見つけると必ず昇ろうとします。
その棒が爪とぎ軽石でできていたらどうかな、とふと思いました。
どこかの工場で作ってくれないかな、と思います。
またはホームセンターで材料を購入して作ってみようかと思います。
いろいろと考えさせられます。
流血騒ぎの中、横では、我関せずと、大いびきをかいて寝ているマイケルがおりました。

参考:ちょっと前のマイケル (いつもこんな感じで良い味出してます)