jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

値上げする前に、キャットフードの買い出しを

昨日は、Hさまの搬送をお願いし、外ネコちゃん達のフード買い出しに行って参りました。

 

ここ最近、ほとんどの消費品が値上げしています。

 

キャットフードも、ネコ用品も例外なく値上がりしており、ネコ活動をするものたちを追い込んでいます。

 

少し前までは、あてにしていた量販店で3キロで499円で買えたこともあるキャットフードが、今や799円になっていました。。。

 

そのお店の激安神話が崩れてしまいました。。。

 

なんというひどい試練でしょう・・・

 

ネコ関係に掛かる費用はひと月10万円くらいです・・・

 

贅沢な暮らしをしているリッチな方々は、反比例して、高級品を購入する勢いが増しているようですね。

 

それは別にいいこととして、自らの生活費を削って、限界のところでネコ活動をしている人々まで苦しめるとは!

 

地上のルシファーに憑依されている人々を横目にするとちょっと恨んでしまいます。

 

高級マンションを数百万の賃貸料を惜しげもなく支払える方々や贅沢品を買い捨てのように買って楽しんでいる方々に、天界の無償の活動を少しは知って頂きたいものです。

 

しかし、気付きがあった瞬間にルシファーの固いガードが外れ、転落していくことが多いようです。

 

(良心(天使)が目覚めると、悪(ルシファー)のガードが溶けていき、一見、失墜していくように見えますが、実はそれは素晴らしいお浄めの通過点であるそうなのです)

 

頂点にいる時は、超強力な強欲という名の最強ルシファーちゃん達が守っているために、純粋なものを見ることも、知ることもできないようです。

 

それはもう仕方がございません。

 

いつか、来世にでも、または数回生まれ変わった後にでも、気付いてくれたら良いでしょう。(しかし、今世でルシファーちゃん達によって盲目にされている方々は、来世で人間に生まれ変わることは難しいようです。ゴッキーとかナメナメに生まれ変わりそうです・・・。彼らにどんな助言をしても聞く耳を持たないですから、仕方がございません。遠くから天界の愛と光をお送りするのみです)

お車が沈んでしまいました



 

この近辺で唯一まだ元の値段に近い良心的な値段でキャットフードを売っているお店は、長野県に本店を置く、「綿半」さんだけです。

 

綿半さん!お願いしますよ!

 

今回は今年いっぱい分、持つくらいに購入させて頂きました。

 

するとその帰り道、一本の電話が鳴りました。

 

その方は、ずっと私にキャットフードをせびってくる方です。

 

以前、崩れ落ちそうな一軒家に家賃を払わず、潜んで住んでいらした方であり、今回引っ越しをして、その引っ越し先にも外ネコが来るために、私にキャットフードを恵んで欲しいとおっしゃってきたのです。

 

その方は、いつも私が買い出しをしている時にタイミング良く電話をしてくる方で、本能的な直感が鋭く勘が良いとも思えます。

 

プライドとか自尊心とかを投げ捨てて、究極のサバイバル生活をしていると、いつも誰かに頼る為に、このような感が働くのでしょう。

 

しかし、その方は大きな新興宗教団体に所属していらして、その信者の方々にもお世話をしてもらっているようです。

 

私にも「ここの神様を信じたら良いことが起こるから入信しなさい」とずいぶん勧めて参りました。

 

しかし、その生活を拝見していると良いことが起きているようには見受けられません。

 

ただ、フードを期待して来ている外ネコちゃん達は気の毒であるために、今回もそのうちの大袋、5個入りをお渡しして参りました。

 

地上で対極にいるリッチな人々とそうではない人々。

 

究極の選択肢をしたのですね。

 

どちらにも所属せず、ニュートラルに客観的に生きたいと願います。

 

Hさまいつもいつもお世話になります。

消えたストーブの前で

ありし日のうさぎ先生。畳をボロボロにしてくれました

 

過去の整理を

今日も11月らしい暖かく穏やかな良いお天気の日です。

 

心も比例して、平和で穏やかになります。

 

最近まで責め立てらるように激しかった、小平近辺の捕獲も少々落ち着いてきた様子で、この隙にいろいろと自分のことも、また不要なものの整理もしなければ!と

ばかりに、過去の膨大な写真を整理致しました。

 

PCの写真を整理していると似たような重なっているネコの写真ばかりが何万も保管しており、データが重くなっていたことに気付きました。

 

この際、容赦なく!えいとばかりにさようなら~といっせい削除Deleteボタンを押しました。

 

ネコちゃんの姿は可憐で可愛いのですが、可哀そうな写真も多く、見ていると辛くなってくるため、もうあまり見たくない!

 

そろそろ天界も私へのネコ課題を容赦して頂きたいものです。

 

つい、昨日、餌やりのアシスタントを申し出てくださっている男性が、ふと

「5,6年休んでないでしょ。たまには休んでください。自分が一日くらい代わりますよ」

と天使のようなお言葉を発してくださいました。そんなお言葉をくださった方は初めてです。

 

きっとこの言葉は天界が労いの言葉を、その方を通じて私に伝えてくださったに違いありません。ありがたいことです。

 

写真の整理をしていると、その中に亡くなったうさぎ先生の写真も含まれており、その写真だけは取っておくことに致しました。

 

貴重な生前の黒々とした螺鈿のような毛並みと神々しいお姿は、もう2度と拝見できないと思うと取っておきたくなります。

3歳のお誕生日の日のお姿

 

その中に、捕まえた当日のエンちゃんの写真も出てきました。

 

こんなに小さくはかない姿だったのですね。。。もう今は昔・・・

小さいトイレの中にすっぽりと収まっていました・・・

最初のうちは小食で細く、こんなに大食漢の巨大になるとは・・・想像もできませんでした・・・

 

 

また、2度と行くことはないであろう、ベルギー巡礼の旅の写真も出て参りました。

 

アントワープの教会 天使がいっぱいでした

 

ついでに、金箔のカードをカッティングして、黒い字を入れるとちょっと可愛いかも。

 

金は黒が映えます。

 

 

 

 

東京・クリスマス瞑想会のご案内

 

ようやく東京にて、天界の瞑想会を開催させて頂きたく、ご案内させて頂きます。

 

12月25日 日曜日 午前11時から午後3時くらいまでを予定しております。

 

体験ショート・ワークショップ | エンジェルヒプノセラピー (angelhypno.jp)

 

場所は昨年と同じ、

 

「小平のネコシェルター」

 

を使わせて頂きたく、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

お昼を挟んでしまいますが、ちょっとした軽食をご用意させて頂こうと思っております。

 

デリケートなお方にとってはネコ臭が気になるかも知れません。

 

しかし、その時間はなるべくネコ部屋を閉じておき、ネコ臭を遮断したく思っております。

 

場所が限られておりまして、今年も少人数の募集となります。

 

本当は定期的に開催しないといけない、と思いつつ、日々の予測不可能な雑務に追われておりまして・・・

 

言い訳がましいのですが・・・

 

つまり怠けていたわけです・・・

 

それではいけない!

 

と天界からお達しを頂いた気が致します。

 

ちょうど、今年の12月25日は、日曜日なのですね。

 

師走の一番お忙しい時だとは存じますが、この時期は毎年それほど、多くの捕獲保護活動を頼まれることがなく、少しだけ余裕があります。

 

しかし、やはり人間界的には、年末調整!年賀状!と慌ただしいのですが、言い訳はいけませんね・・・

 

この瞑想会を始めようとしたきっかけは、2004年に自分がニュージーランドオークランドに赴任していた間に、

 

「ここにいる間に、なんとかしてチャネリングを習いたい!」

 

と何かに突き動かされ、焦燥感に似た思いで、必死に参加をお願いした、霊能者のリネット先生の影響があります。

 

その直前に習っていたグループ講座でのエンジェルセラピストのリネット先生に、

 

チャネリング能力を身につけたいので、教えて頂けますか?」

 

と、お願いしたところ、快諾してくださり、ご自宅でプライベートの講座を開いてくださるという、有難いお答えを頂いたのでした。

 

そのエンジェルセラピーの師匠のリネット先生が、レンガ造りの南仏風な素敵なご自宅に私を招いてくださり、朝から晩まで、その地下室の講座部屋で、ご主人と共に2対1で、私にこれまで知らなかった知識を満載に取り入れてくださった濃厚な授業をしてくださったのです。

 

一日の講座の後、リネット先生が

 

「今晩、生徒さんの週に一度の鍛錬のための復習会があるから、ついでに出る?」

と訊いてくださいました。

 

こんなチャンスはめったにありませんから、

 

「ぜひぜひ!お願いします」

 

と答えると、夕食までご馳走してくださり、その後、ご自宅の地下室に続々と生徒さま方が5,6人ほど集まって来られたのでした。

 

リネット先生が、ホワイト・ボードにちょっとした課題を書くと、一斉に生徒さまがたは瞬間にどこかの世界に(宇宙界?マスター?天使?)につながり、あちらこちらから手が上がり、素晴らしい愛のメッセージを発しだしたのです。

 

どの方のメッセージを聞いても、プロフェッショナルなお言葉でした。

 

その1時間ほどのワークショップは、現実世界から離れた、なんともいえない心地良い空間で、感激したものです。

 

その時は漠然と、

 

「こんなことが日本でも出来たら良いな・・・」

 

と夢を見るような心地でふと思ったものでした。

 

その時は、それが一年後に、リネット先生を日本にお招きし、東京と和歌山で、講座とワークショップを開催することになるとは、夢にも思っておりませんでした。

 

そのリネット先生とご主人が、2005年、2週間、約100人ほどの人を動かした濃厚で濃密な講座開催の後で、ニュージーランドに帰国する直前に、先生は瞬間、天界とつながったようになり、瞳が違う人のようになり、

 

「あとはあなたが引き継ぎなさい」

 

とおっしゃいました。

 

そうおっしゃられた時の私はまだ抵抗があり、

 

「私には無理だと思います。自分はこれを趣味でやっていきたいのです」

 

と、瞬時に反抗するような感じで言ってしまったのでした。

 

すると素に戻ったリネット先生は、

 

「私はこれを自信を持って生業にしているのよ」

 

とちょっとむっとした感じで返して参りました。

 

きっとまだ私がスピリチュアルなものを仕事にするということに抵抗が強く、無償の趣味で無責任にやっていた方が気楽で良い、というところがあり、それを有償のプロで仕事をしているリネット先生からしたら、少々侮辱された感があったかも知れません。

 

リネット先生とご主人は、東京と和歌山にこれまでなかったようなスピリチュアルムーブメント旋風を巻き起こした後、まるで突風に乗って去って行かれるように帰って行かれました。

 

リネット先生の息子さまが、航空会社のパイロットであり、その飛行機に乗って帰って行かれたのです。

 

まるで天使の起した奇跡のような出来事でした。

 

お二人が残してくださったものは、後に数えきれないほどの人々にとって替え難い宝物になりました。

 

感謝してもし尽くせません。

 

その後、リネット先生の講座を受けた方々から、「復習をしたい、もっと教えて欲しい」と頼まれてしまい、それをきっかけに、リネット先生の教えをもったいなくも引き継がせて頂いた、わたしめが、少しずつ講座をするようになり、それが次第に進化していき、ある時から、天界のエネルギーを加えると、まったく別物のような膨大な量の講座になってしまいました。

 

最初のテキストはたったの2冊で合計50ページほどのものでしたが、現在は合計27冊で数千ページになってしまいました・・・なぜに・・・恐ろしい・・・

 

しかし、教えて頂いた天使学の基礎の部分はまったく変わらず、そのまま定着しています。

 

リネット先生とご主人に心から感謝しております。

Angel Therapy

 

 

 

金粉で・・・

捕獲とお届けが一段落して、

 

お世話になった方々に送るカードを作ってみました。

 

ずっと以前に購入していた金箔と金粉を使って、黄金の天使を描いてみました。

 

絵は下手ですが、金は価値あるかな?

 

今は金が高騰していて手が出せません!

 

私の天使イメージはとってもシンプルでこんな感じなのです。

 

ミクロの世界にいる金色の天使達。

 

黄金の光の粒子のようです。

 

地上の空気の中に無数に散らばっている天使達。

 

人の目には見えませんが、太陽の光の中でもキラキラ光っています。

 

とっても控えめで遠くの方からそっと担当している人を見守ってくれています。

 

担当している人が悲しんだり、苦しんでいる時は、雲の上から降りてきて優しく背中をなでてくれます。

 

大丈夫、大丈夫、安心して。側にいるから

 

と優しい声で慰めてくれます。

 

 

ネコの天使を描こうとすると、どうも鬼のような形になってしまいます。

 

ふと、ネコって本性は鬼かな、やっぱり、と気づいてしまいました・・・

 

我がエンちゃんは、最近、私が横になるとすかさず飛んできて、顔中をざらざらな舌で舐めわし、「わんわん!」と鳴いて起そうとします。

 

昔飼っていた犬のボンと、次に飼ったうさぎ先生も、私が横になると飛んで来て、顔を舐めまわして寝かせないようにしていたのです。魂が継承されている・・・

 

うさぎ先生の舌は小さくなめらかで、疲れたまぶたなどを舐められると温かく心地良かったのですが、エンちゃんの舌はかなりな拷問レベルです。

 

最近はワン!という鳴き声も犬そのもので、お座りとお手も、完璧になって参りました。

 

これからは、エンちゃんではなく「ワンちゃん」と呼ぶことに致します。

 

そして「鬼ワン ONI ONE」です。

 

ONEってところで、なぜにオネと発音せず、ワンと発音するのか、と急に疑問が沸いて参りました。

 

まあ、いいか・・・

 

 

ONI ONE

 

黑兄弟姉妹の旅立ち・・・

昨日13日は、黒ちゃん5兄弟姉妹のうちの黒姉妹2匹をお届けして参りました。

 

 

またまた、快適なHさまご夫妻のお車で、最高に良い季節の一日、暖かい日差しの中を紅葉ドライブをしていただきました。

 

今回のお宅は、おおにし動物病院さんのお近くのエリアであり、いつも通って頂いている道で親しみを感じておりました。

 

今回の5匹の黒兄弟姉妹は、問題のT地区から保護された子達でした。

 

ずっと以前からネコ多発地帯であったようなのですが、住人の皆さまが、長年放置していた問題にようやく重い腰を上げはじめ、皆さまが協力をして一生懸命、捕獲に取り組んでくださり、数か月越しで捕獲作業をしてくださったのでした。

 

最初に3匹の黒兄弟姉妹が捕まり、これでおしまい、と思っていたら、ちょっと離れた場所に残りの2匹が見つかり、何度も捕獲器慣らし訓練をして頂き、最後の2匹が捕獲できたのです。

 

この5匹の子ネコ達の母ネコは、母ネコの鏡のようなネコちゃんでありました。

 

ずっと庭に来る、母子を観察してくださっていた保育士のNさんのお話によると、母ネコは子ネコ達を人間の目の届かないところ、カラスに狙われないところというように、安全な場所に何度か移動させて隠していたそうです。

 

そして、実は自分は、お隣の団地のMさんのお宅で半分飼い猫状態であり、「ルルちゃん」と呼ばれて可愛がられていたようです。

 

ルルちゃんは、Mさんが毎食、茹でて割いたささみの肉をもらうと半分を自分は食べ、残り半分を子ネコに運び与えていたそうです。

 

ルルちゃんは、のちに分かったことですが、子ネコ達を産んだ直後、偶然捕獲器に入ってしまい、母ネコと誰も知らないうちに不妊手術がされていたようです。子ネコ達は、母ネコがいない2日間でも奇跡的に助かって良かったと思います。

 

ルルちゃんはカラスのいない時間の良いお天気の日になると、子ネコ達を日光浴させてから、塀に登る訓練をさせていたそうです。

 

まずは自分がお手本を見せ、その後、体力のある子から順番に登るように促し、全員が登れるように厳しく指導をしていたそうなのですが、そのうちの2匹は塀に登れず、母の目を盗んで怠けていたそうです。(あのおっとり男児たちに違いない)

 

その子達をルルちゃんが「さあ、怠けていてはダメ!登りなさい!」と唸ると、子ネコは「ち!」と不満そうに鳴き、目を三角にして逃げだそうとするのだそうです。

 

その脱落子ネコを追いかけて捕まえ、また「登りなさい!」と促し、それを何度も繰り返し、皆が登れるようになるまで指導の手を緩めかかったそうです。

 

その子達がまずは3匹、急に消えてしまい、ルルちゃんはショックで鳴きながら探し回っていたそうです。

 

そして2週間後に残りの2匹が捕獲器の中に入ってしまった時は、ルルちゃんはずっとその捕獲器から離れず、鳴いていたそうです。

 

そして、子ネコが連れて行かれてしまっても、その捕獲器が置いてあった場所から数日は離れず、ぐるぐると回りながら探していたとのことです。

 

私もその場に居合わせており、その子ネコ達が入った捕獲器を私が運ぼうとすると、その母ネコがそばから離れず、「私の子達をどうするつもり?」とばかりに、金色の瞳で私の目をじっと見つめて訊いてきたのです。

 

私は母ネコ、ルルちゃんの目を見つめ返し、

 

「心配しないでください。この子達を絶対に幸せにします。良い人間の家族の元に送ってあげるから安心してください」

 

と母ネコ、ルルちゃの心の中にうったえると、ルルちゃんはゆっくりと何度も瞳を閉じて、

 

「宜しくお願いします。私の子達を幸せにしてください」

 

と返して参りました。

 

私は母ネコ、ルルちゃんに子ネコ達を託され、重大な責任を負ったのでした。

 

その後、そのルルちゃんのお世話をしている団地のMさんのお話をうかがうと、子ネコ達が全員いなくなった後、ルルちゃんはMさんのところに戻り、もらったささみの肉をその場で全部平らげ、部屋の中に入って毛づくろいをした後、夜まで何時間も死んだように寝ていたそうです。

 

それまでは朝、餌を半分だけ食べて、残りを子ネコのところに一日中、何度も何度も運んで、子ネコ達に、人間界(意地悪な鬼婆もいる地域)の隅っこで生き残る為の、サバイバル特訓指導しなくてはならなかったのです。

 

ルルちゃんはその母の責務から解放されて、心底安堵したのでしょう。

 

私は母ネコ、ルルちゃとかわした約束で、最高に良い人間の家族を見つけるという重大な責任を負わされてしまった為に、家族探しは、慎重に時間を掛けて、と心に誓っておりました。

 

この5匹の兄弟姉妹は、ルルちゃんがしっかりと授乳をした後、良いものばかりを食べていた為に、とっても健康で黒い毛並みがつやつやのふわふわな美しい子達でした。

 

またルルちゃんが半分飼い猫状態であった為に、人に対しては攻撃性がなく、一度も噛み付いたり、パンチをお見舞いしてくることもありませんでした。

 

ただ、ずっと住宅街で、人目を避けて隠れていたために(鬼婆の魔の手攻撃から逃れていたのです)人のことは怖くて仕方ない、という感じでした。

 

私やMさん、そして時々来てくださるボランティアさん達総出で、できる限り毎日、首根っこを捕まえては抱っこ攻め、なでなでしまくり攻め、おもちゃ攻めをしていると、ようやく人間に心を開くようになって参りました。

 

少しずつ慣れてきたら、あとは人の家族のお宅で慣れてもらうのが一番です。

 

ここで私達だけに慣れ切ってしまうと、他のお宅では慣れなくなってしまうからです。

 

次段階として、5つのペットサイトで募集を掛けます。

 

黑子ネコはとっても人気があるため、やはり募集を掛けるとたくさんのお問合せがありましたが、ちょっと違うな、と感じる方は、一回のやり取りでお断りをしておりました。

 

そして、何人かの候補の中で、とても良い感じがするご家族さま方、数家族にお越し頂き、まずはおっとりとした男児2匹が決まり、11月4日に、Hさまご夫妻のお車で、ちょっと遠い、江東区の清澄までお届けさせて頂きました。

 

そのご夫婦さまは、自営業でおもちゃのデザインをされていらっしゃるという、しっかりとして寛大な感じのご主人さまと、お優しい奥様のお二人でお子さまはいらっしゃりませんでした。

 

古くて頑丈な商業ビルのワンフロアー全部がご自宅であり、子ネコちゃん達の為に、一生懸命、お宅をネコ仕様にしてくださっていました。

 

お子さまがいない分、ふたりの息子を迎える気持ちで頑張ってくださるそうです。

 

可愛い可愛い黒君たちとお優しいご夫妻

ネコ家族認定書と共に、後日クロちびとクマちゃんになったとのことです。

その後、頂いたメールでは

 

「可愛くて可愛くて仕方がない、ずっと見ていても飽きない」

 

と嬉しいお言葉を頂きました。

 

巣だっていった子達が幸せになってくれるのが、なによりのネコ活冥利です。

 

そして、昨日は、黒姉妹のお届けでした。

 

一匹はしっぽがまっすぐ長く、かくれんぼ上手で小食、シャイな性格。

 

もう一匹は、短いカギしっぽで好奇心旺盛食欲旺盛な真反対姉妹でした。

 

5兄弟姉妹は、皆真っ黒で最初は見分けがつきませんでしたが、一か月も見ていると、はっきりと性格も体の特徴も区別がつくようになって参ります。

 

来た当日は、ケージの隙間から頭が出てしまい、5匹全員、脱走してケージの下に潜んでおりましたが、2倍以上も大きくなり、ケージからは出られないくらいになりました。

 

姉妹が嫁いでいったお宅は、まだお若いご両親と高校生と中学生のお嬢さんのいるお宅でした。

 

こちらの子達も女の子達で、お父さまが白一点となります。しかし、そのご主人も鼻の下を伸ばすくらいに嬉しそうにしてお迎えくださいました。

 

まだ新しいお宅には、玄関からミニフグの水槽がお迎えしてくださり、リビングにもお嬢さんの学校で理科の観察で使われていたという日本トカゲの水槽が置かれ、外にもいくつか観賞用の魚の水槽が置かれており、動物好きなご家族さまと感じました。

 

おうちの中には、ネコをお迎えするにあったってのご準備が完璧にされていらして、感激致しました。

 

またすべての窓に脱走防止の柵が頑丈に施されており、網戸にもベビー用のロックが付けられていて、完璧でした。

 

日曜大工がお好きというご主人は、今後、天井にキャットウォークを作ってくださるとおっしゃっていました。

 

お嬢さん方も子ネコちゃん達に夢中になっており、嬉しい限りです。

 

 

素晴しいご家族さま。命名、おはぎちゃんともなかちゃんの認定書と共に

 

残った女の子、一匹は21日に世田谷の新婚ご夫妻のお宅にお届け予定です。

 

その子は、何かのストレスか、少し前に血尿が出ていましたが、投薬とヒーリングで完治したと思います。

 

あともうちょっと・・・

 

これで、母ネコちゃんと誓った約束は果たしてこれたかな?

 

実は、その母ネコ、ルルちゃんは団地のMさんのお嬢さんが家ネコ訓練をしているそうで、抱っこできるようになったら、募集を掛けたいとおっしゃっています。

 

黒い毛が虹色のグラデーションに輝くようなきれいな黒ちゃんですから、かなり家ネコになれそうな気がします。

 

しかし、子ネコが減ってきたと安心はできません。

 

現在、埼玉県の破産した養豚場から保護された茶白君が参りました。

 

その養豚場が人手に渡る可能性があるということで、現在20匹ほどいるネコ達の行く末をボランティアさん達が試行錯誤していらっしゃるということです。

 

養豚場では、増えすぎたネコ達が養殖豚用の廃棄パンの耳を与えられていたということで、心が痛みます。

 

また今月末には、出戻りの茶トラ兄妹が参ります。

 

なかなか終わりがございません。。。

 

やはりもっと多くの市民に、ネコ問題を共に取り組んで頂きたい、と切に願います。

 

これだけ多くの人口があり、ネコ好きの方々が多い世の中です。

 

ネコは好きだけど、重たい責任を負いたくない、と人任せにせず、同じ市民として、責任をシェアし合いましょう!

 

切に切に願います。

 

 

 

 

 

 

オニババとゴミの中の聖人

 

11月になってから、毎朝暖かい日差しを感じ、幸せでいっぱいになります。

 

無条件に注がれる太陽の光は万人を幸せにしてくれますね。

 

11月は、覚えている限り、一年で一番天候が安定していて穏やかに暖かい月だと思います。

 

日照時間が短い分、お昼間に太陽が集中して日差しを地上に届けているようにも感じます。

 

できたら、常11月の国に住みたい・・・と夢を見てしまいます。

 

夕方の餌やりも早い時間から始めてもあまり目立たないために、とても楽なのです。

 

後の時間が長い為に、一日が得した気持ちになります。

 

最近のネコ活動では・・・

 

 

先日、問題のT地区にお住まいという高齢の女性から市役所を通して、連絡があり、

 

「うちの駐車場にネコが入ってきて車をネコ達が傷つける、なんとかして」

とヒステリックな針で突き刺すようなトゲトゲシイ言葉遣いの方の捕獲のお手伝いを致しました。

 

その方から、

 

「今日の1時までに捕獲器5台持ってきて」

 

と時間指定され、忙しい中、捕獲器を掃除したり、周囲を覆ったり、餌を準備したり、で必死になってその時間にお届けしました。

(私のエネルギーもその方の影響でイライラしていた為に、その騒動の中で、黒子ネコが一匹、倉庫の中に逃げ込んでしまったのでした・・・)

 

Mさんのお車で届けてみると、そのお宅は、もうすでに半年以上かかわって、捕獲作業をしている場所と10メートルも離れていない場所で、明らかにTNR済みのネコ達がいるはずだと思いました。

 

その高齢のご婦人は、つい最近、ネコを捕獲していたというTさんから、捕獲器の話を聞き、自分の家にネコを来ないようにするために、捕獲器を仕掛けたい、とおっしゃるのです。

 

「手術済みのネコが掛かったら放してくださいますか?」

 

とうかがうと

 

「えーあなたたちでやってくれないの?こっちが怪我したらどうするの?」

 

とおっしゃるので、こちらは住んでいる場所がここから30分以上離れており、見張っていることはできない、掛かったらさくら耳かどうか確認してください、自信がなかったら、ご近所でずっと捕獲をしてきたTさんにお手伝いをお願いしてください、とお伝えすると、ものすごく不満気な表情で

 

「分かりましたよ!ネコを排除したいからやってみる」

 

とおっしゃいます。

 

その言動がものすごく失礼千万で、ネコに対しても敵意と憎悪の感情しかなく、この人には任せたくない、とは思いましたが、どうしてもやりたい、とおっしゃるため、ご近所のベテランの方にもヘルプをお願いし、捕獲をやって頂くことになりました。

 

しかし、何日経っても連絡が一向にありません。

 

もしかして、捕まえたネコをどこかに持って行ってはいないか、と不安になり、業を煮やして、電話をしてみると、

 

「なんだかんだ忙しくてやってない、でもネコが車の上に乗って困る」

 

とまた文句をおっしゃいます。

 

それでは、と日を決めてやって頂くことに致しました。

 

ただ、捕獲器に預けておいた、餌を入れて、入り口に縛っているヒモを取れば良いだけの簡単な作業です。

 

それだけをお願いし、待ってみると、次の朝電話があり、

 

「5匹全部掛かったけど、近所の人が来て見たら全部耳が切れていた、近所の人に放してもらった、もう捕獲器は用がない、すぐに取りに来て、来ないなら離れたところに置いておく」

 

という内容の電話がありました。

 

やっぱり・・・

 

と思いながら、捕獲器を取りに行くと、ご婦人は

 

「もう本当に嫌だわ!ネコ全部どこかに持っていってよ、排除してよ!こっちは迷惑しているんだから!」

 

怒り心頭で言葉をぶつけて参ります。

 

この婦人は、こちらの掛けた労力や時間エネルギーに対してはまったくの労いもなく、文句の嵐です。

 

こちらは深々と丁寧に90度(慇懃無礼に、無礼至極のおばあさんがみじめに見えるように皮肉っぽくわざと)頭をさげて、

 

「申し訳ございません。私がお手伝いできるのはここまででございます。あとは、地域ネコとして皆さんがネコを見守って頂くしかございません。ネコの命は長くても5,6年です。お嫌いな方は、ネコが入ってこないように工夫していただくしかございません。駐車場にネコが入らないように、ネコが嫌がるコーヒーの粉や竹酢液をまいたり、お車を傷つけないように、お車にカバーをかけるとかおできになりませんか?」

 

と訊くと、

 

「コーヒーの粉なんかとっくにやってるわよ!それに車にカバーなんかしたら、放火されるわよ!そっちの方が怖いわよ!」

 

と激しい権幕で応戦して参ります。

 

横目でちらっとお宅や車を拝見しても、失礼ながら、安普請に見える古いもので、どうみても清潔できれいなお宅にも見えず、車も薄汚れて傷だらけの中古の車にしか見えません。

 

失礼ながらそんなものに、小さなネコの足跡が付くくらいで、頭頂部から煙が出ていように見えるくらい、血圧最高潮くらいに怒鳴る方。そんなに家と車は後生大事にしている宝物なのか・・・

 

婦人の顔はあまりにもどす黒く醜く直視できませんでした。

 

眉毛が逆立って、髪の毛も乱れ放題で逆立っているように見え、まるで気が狂った黒鬼のようにも見えました。

 

こちらでも言いたいことは山ほどありましたが、後にネコに毒を盛られてもいけない、と思い、

 

「申し訳ございません。私は単なるボランティアですので、こちらでできることはここまでございます」

 

と至極丁寧に、深々と頭を下げました。

 

するとご婦人は、挨拶も返さず、髪を振り乱し、踵を返し、ぷいっとばかりに家に入り、玄関のドアをバシッと閉めました。

 

退散しながら心の中では、

 

「このキチガイオニババは来世ゴキブリ界に転生決定しました。ネコにいたぶられて苦しみもだえながら死にまた再生し、何度も何度もいたぶり殺される、それが永遠とも思える時間、許されるまで続く・・・」

 

というヴィジョンが浮かんで参りました。

 

もやもやとした気持ちのまま、帰り道、そのすぐご近所で、少し前に、10匹近くを捕獲保護したMさんのお宅にも寄って、その後の様子をうかがってみようと致しました。

 

そのアパートはすべての窓が開きっぱなしで、風が通る、ふきっさらしの崩壊しそうな建物です。

 

内部は土埃が堆積した今にも足元が崩れ落ちそうな土間床に、天井まで積み上げられたごみの袋が所せましと置いてある、まるで何十年も放置されている、ゴミの集積所のようなアパートです。

 

その2階にお一人ひっそりと暮らしている男性がいらっしゃり、そのMさんが飼っていたネコ達を皆、ボランティアさん達と共に、引き上げて保護したのでした。

 

まだ母ネコが捕まっていない、というので、捕獲器を預けてあったのですが、前の晩、

「そこにアライグマが入ってしまった、どうしたら良いでしょう?」

 

とお電話があったのでした。

 

「とにかく、気を付けて入口を開いて逃がしてください」

 

とだけ言うと素直に

 

「分かりました、やってみます」

 

とおっしゃいました。

 

そのMさんのご様子をうかがいに、寄ってみました。

 

相変わらず、アパートの内部にはかつての住人の方々が置いていったであろうという何百ものゴミ袋が、静寂の中に鎮座しておりました。

 

しかし、訪ねる度に不思議に思っていたのですが、そのゴミ袋からもどこからも、一切、異臭がしないのです。

 

普通であったら、夏も何度も越して、ゴミは腐敗し、腐敗臭が酷く、ハエやゴキブリなども大発生しているはずなのですが、そういった害虫がいる様子もありません。

 

またこちらで保護したネコちゃん達は皆揃いにそろって懐っこく、毛並みが良く歯もきれいで健康であり、この環境の中で生まれ育ったのに不思議なくらいです。

 

一階の共用台所トイレも老朽の為に崩れ落ち、水もガスも止められているアパートです。

 

世界からぽつんと取り残されたその建物は、3次元にありながら、異空間に存在しているような風すら感じます。

 

そこでMさんに声を掛けてみると、まるで芝居小屋のようなガタガタした崩れ落ちそうなドアが開き、中から、すっと空気のようにMさんが出て参りました。

 

部屋の中も、数十年分のゴミが堆積している中で、いつもテレビだけが華やかに楽しそうにこうこうと光を放っています。

 

Mさんの姿は、いつも不思議なのですが、そんなごみの中に住んでいるとは思えないほど、身なりがきちっとしていて、髪も整えひげも処理されています。

 

「昨晩はアライグマが入ってきて困りました、慌てて電話をしてすみません」

 

と恥ずかしそうにMさんはおっしゃいました。

 

そしてまだいろんなさくらネコがくるけれども、来たらご飯をあげている、母ネコが来たら捕まえます、とおっしゃり、最後に、

 

「お疲れ様です」

 

ときっちりと私に頭を下げて労ってくださいました。

 

礼儀正しく挨拶もでき、マナーもきっちりとした方です。

 

その姿は、まるで聖人フランチェスコのように見えました。

 

フランチェスコも神父になる前は荒れた生活をし、人間とは付き合わず、動物さんにだけ心を開いていたそうです。

 

ゴミの中にいても、Mさんの周囲には、清らかで澄んだ空気が通っているように感じます。

 

 

Mさんはすごい、ただものではない、聖フランチェスコか、キリストか・・・

 

ゴミの中に潜んで姿形を隠しているけれども、実は密かに地上を浄化し、癒しているような気もします。

 

Mさんに会う前に嫌な気持ちになったものが、Mさんのエネルギーですーっと消えて浄化されていくのを感じました。

 

普通の家で普通の生活をしながらも、人間界のドロドロとした負のものを身にまとった普通のおばあさんと、普通ではない部屋で普通ではない生活をしながら、尋常ではない人であるMさん。

 

唯物主義、世俗主義排他主義のお婆

清貧主義、無欲で無償の愛の聖人

(武陵桃源・ぶりょうとうげん
・俗世間から離れたところにある平和でのどかな別世界かな・・・)

 

対極にいるお二方の、来世の明暗が分かれた気がします。

 

Mさんと出会えたのも奇跡の出来事です。

 

聖フランチェスコの生まれ変わりに出会えたことに感謝

 

 

Mさんが可愛がっていたゴンタ君。物静かで優しい子です。

 

教文館に行って参りました・・・

先日、ちょっと都内に用事があり、そのついでに銀座の教文館に行って参りました。

 

キリスト教関係の人ならもれなく知っているであろう、知る人ぞ知る、キリスト教関連参考書グッズの宝庫の書店です。

 

私もなにかとキリスト教とご縁があるようで、生まれる前から、母がプロテスタント系の教会の大変信仰心の厚い信者で、私達子ども達全員、知らずに洗礼を受けさせられておりました。

 

そして、強制的に毎週日曜日になると教会に連れていかれ、児童用の日曜学校にも参加させられ、苦痛で仕方ありませんでした。

 

自我が芽生え始める中学生くらいになると、現実世界とはかけ離れた厳し過ぎる教会の教えに、息苦しさを覚え、「こんな教えを守っていたら生きてはいけない!」と疑問と反抗心がメラメラとしだし、悲しむ母を尻目に、いっさい教会には近づかないようにしていたのですが、残念ながら、唯一入れた大学がミッション系であり、勤めた場所もミッションスクールであった、と、なんだか逃れられない運命を感じておりました。

 

しかし、キリスト教の教えを学校で何度教えてもらっても、頭の中をスルーしてしまい、生まれてこの方、何万回と教えてもらっている聖書の教えも、まったく頭の中にも心の中にも残りません。

 

キリストが神、精霊、神の子である三位一体の神である

 

聖母マリアとは処女のままキリストを産み落とした奇跡の聖女であり、カトリックでは神である

 

など、なんど言われてもピンときませんでした。

 

まことしやかに言われる奇跡の数々にも、ものすごく拒絶感がありました。

 

天界のことや天使のことを知った時に初めて「キリストは神ではない、人間の先生、マスターだったのだ!」とものすごいほどの衝撃で納得致しました。

 

キリスト教は嫌いだけど、キリストとマリアさま、そして教会と教会グッズは好きです、という自分の矛盾に折り合いをつけてスルーしております。

 

私のキリスト教に対してのお話はまたいつか・・・

 

でもヨーロッパの教会とか、キリスト教関係のグッズを見ると、それとは関係なく、心躍り、ワクワクとするところが現金なものです。

 

やはり芸術的で華やかな感性とかは昔の人々の敬虔なクリスチャンたちの、神に対する清らかで崇高な心が現れています。

 

教文館にはずっと昔から何度も通った場所で、一年中、クリスマスグッズが飾られていますが、この時期は一年で一番本領発揮の時期です。

 

お店の中に、これでもか!というくらい所せましと、倉庫全部のグッズがあふれるほど展示販売されていました。

 

クリスマスカードとおメダイを買い求めて参りましたが、圧巻な華やかさに圧倒されました。

 

店員さんはちょっと感じ悪いのですが、頑張っているから、良しとしましょう。

 

 

 

ちょっと画像でお裾分け・・・