ここ最近、「念」についてのご相談やお話をよく聞きます。
「念」を送られて具合が悪くなった、とか誰か分からない人が自分に念を送っている気がするとか・・・
確かに「念」というものはやっかいなものです。
「念」とは、生きた人が意識して送る「嫉妬」「やっかみ」「憎しみ」「怒り」などのネガティブな感情の思いであり、それが塊となって相手にぶつけるものです。
または無意識の間に相手に送りつけていることもあるようです。
「念」とは、意識して送り続ける人もいれば、まったく無意識に送る人もいるようです。
意識して送っている人は、目には見えませんが、見えたとしたら、自分のお腹の辺りからポコポコと生まれる、ミクロの小鬼をたくさん相手に送り続けていることになります。
送り続けている人は、実を言うと、自分の身体の中のものを消耗し続けることになるそうです。
小鬼達というものは、「怒り」であり、人間の「情熱のパワー源」でもありますから、自分から生まれるエネルギーを発して送り続けていると、徐々に消耗していくことになるでしょう。
送り続けられている相手の人が、優しい天使系の人であったら、逆恨みでもなんでも、一人か、または不特定多数の人から、嫉妬の念など、強い怨念を送り続けられたら、つまり小鬼達を送り込まれてきたら、その小鬼達は、優しい天使系の身体の中に入り込み、大暴れをすることになります。
天使系の方が小鬼達の大暴れのせいで、「なんだか気分が悪い、具合が悪い、調子が悪い・・・」ということとなり、それが積み重なっていくと、遂には病に発展してしまうこともあります。
しかし、反対に、強く厚かましくも図々しい宇宙系、または精霊の鬼の化身のような人が、それらの小鬼を送り続けられたとしても、その小鬼達を贈り物のように頂いて、子分にしてしまい、ますますパワーを増大していくということもあります。
結構、人間界において成功している方々は、そのような逆の作用ができる方々のようです。
野心があり、社会で出世する方々、つまり芸能人とか、政治家とか、会社の重役になる方々とか、大金持ちとか・・・は、人から送り続けられる「念」の小鬼達を自分のものにし、身体の周りにどんどんくっつけて更に最強のものになっていくという現象が起きているようです。
ウルトラマンの怪獣でもそういう種類のものがいましたね。ウルトラマンから光線を送られれば送られるほど、そのパワーをもらって巨大になっていく、という種類の怪獣です。
人間界で、野心を持って成功している方々を天界の目で見ると、おぞまじいほど、身体の周りに激しい怒りの炎を放った様々な色とりどりの小鬼達をたくさんぶら下げているように見えます。
そういう方々は、憎まれれば憎まれるほど、念を送られれば送られる程、ますます強く
たくましく大きくなっていくのです。
しかし、そういう強い方々も、ふっとなにかのきっかけで、(実はハイヤーセルフがもう止めなさい、と言って止めさせた時、事故や病気になったりします)弱くなった時、もろくもそれまでくっつけていた防御の小鬼達が崩れ落ち、弱い自分がさらけ出されてしまうと、今度は、小鬼達が、その人の内部を攻撃するようになり、そして結果はその人も社会の落伍者となってしまうこともあるようです。
つまり、人間界は公平で平等であるということですね。
「念」を送り込まれないようにするには、天界の光で全身を覆い、天使の翼で守っていただくしかございません。
そうすると全身がピカピカと輝き、どんなに「念」を送られても鏡返しに跳ね返してしまいます。
跳ね返された「念」は、送った相手に返ってしまいます。
送り続ける相手は、自分のパワーも消耗し、また鏡返しで返ってくるものも受け続けたとしたら、結果は病気になってしまうでしょう。
念を送る、または送られる、というのは、それほど危険性をはらんでいるのですね。
人間ですから、皆、感情があり、どうしても憎しみや怒りを抑え込むことはできないでしょう。
そういう時は、天使達を呼んで思いっ切り天使達に吐き出し、持って行って頂くのが最良の方法です・・・そのメソッドにつきましては、どうぞおたずねください。