jupesjupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

おもてなし

 

ちょっと前になりますが、アメリカの大統領が訪日した時、日本の首相の接待は何をするのか、と注目されていましたね。

 

その様子を見て、なんとなく懐かしい気持ちになりました。

 

私も以前、外国からのお客さま方が来られた時は、いつもいろんな接待の計画と実行することで頭を悩ませながらも楽しんだものでした。

 

国連のある団体のボランティアをしていた時は、中高生とそのリーダー達のおもてなしをするのに、いろいろと考えたものです。

 

定番は浅草、東京タワー、原宿、歌舞伎鑑賞、はとバスツアー、お祭り参加、などなどです。

 

大人のお客様が来られた時はたいてい歌舞伎鑑賞があり、付き添いで行くのですが、私は幕が開くと同時に催眠に掛かったように深い眠りに落ちそうになり、必死でこらえるのですが、幕が閉じると、お客様から「あなたよく寝ていたわね。気持ち良さそうだったからそっとしておいた」と言われ恥じ入ったものです。私は歌舞伎が前世からの因縁でどうも苦手で心のブロックが働いてしまうのでした。

 

10代の子達を連れて行くのは、原宿の表参道が一番でした。

 

そこは世界の中でもかなり特殊な異空間であり、カワイイ文化とアニメ文化が凝縮したストリートで、説明抜きで適当に放牧しておいたら勝手に楽しんでくれる、といった、こちら側が手抜きができて楽な場所でした。

 

そして実は、海外から来られた方々が一番喜ぶ場所を発見しました。

 

それはなんと!

 

「100円ショップ」

 

です。

 

どんな国の方々でも老若男女、100%感極まって感動してくれる場所です。

 

歌舞伎鑑賞よりもずっと高評価で観光の半分を100円ショップに連れて行っても良いくらいで皆さんは目の色を変えて買いあさっていました。

 

皆さんがおっしゃるには、「こんなに高いクオリティーがどうして100円なの?自分の国だったらこれは10倍の値段以上しますよ!」と100円でこの質が購入できる謎を聞いてくるのですが、こちらの日本人としては当たり前の感覚になってしまっていますから適当に答えておりました。

 

アメリカなどでも99セントショップというお店はありますが、どうみても99セントの半額くらいの値打ちしかないようなチープな品物ばかりなのです。

 

メイドインジャパンの100円ショップは日本人的発想のユニークなアイデア商品も多く、品質も素晴らしく世界に誇れるものだと思います。

 

しかし、団体のメンバーの一人で成城にお住まいのお嬢さんは、私が「団体で使う事務用品は100円ショップで買いましょう」と提案すると「え~?なんで~?私はいつも銀座の伊東屋で買うんだけど~」と鼻先で笑い、私を見ると「あんたを見ると100円ショップを思い出すわ~」とあざけ笑われたものです。

ボランティア団体がなぜに高級な文房具をそろえる必要があるのか、疑問でした。

 

なんでも質が良く豊富で格安な日本は住みやすく素晴らしいと思います。

 

いろんな国の生活を体験すると、やはり日本は世界でも一番住みやすい国だと思えて参ります。

 

しかし、なんでも格安で良質な物が手に入るのも罪なことがあります。

 

それは狭い部屋にどんどんと物が増えていっぱいになってしまっていることです。

 

日本はスペースが狭いのに物が多い、という矛盾が起きています。

 

外国の広々としたお宅にポツンポツンと飾り物を置くのは素敵なのですが、安いからといってどんどん買って部屋に放り込むのはいけませんね。エネルギーが循環しなくなってしまいます。

 

外国のお客さま方が日本のお宅にホームステイをするのもお手伝いをしておりました。

 

靴を脱ぐのも抵抗がありながら、畳の部屋の正座もカルチャーショックで、面白がっていました。

 

懐かしい思い出がひさびさによみがえって参りました。

 

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