いまだに物件探しをしておりますが、今回ばかりは、まったく良い物件が現れません。
そのくせ、土地のネコ嫌いな人達が私を追い出そうとする嫌がらせが止まらず、昨日は堪忍袋の緒が切れてしまい、思わず隣の人に詰めよってしまいました。
隣の畑の農家さんのところに許可を頂き、置かせてもらっていた餌箱がなぜか、毎朝、私の玄関前にぶちまけられています。
昨日もそれをやられてしまった為に、隣の庭にバラの木の手入れをするために出ていらした奥さんに、
「すみませんが、どうしてこれがここに置かれているのでしょう?」
と勢いよく問いただしてしまいました。
するとこれまで無表情の能面のように暗い表情であった奥さんは、
「えええ!」
とものすごいオーバーリアクションで両手をあげてのけぞり、それがまるでコントのようでありました。
それはこれまで悪魔の黙示録のように重圧感のあった印象とは違い、気が小さい田舎の素朴なおばあさんがびっくり仰天ひっくり返っておそれおののく、というリアクションによって、私の印象を変えてくれました。
「えー!こんなのはじめて見た、お父さん!来て」
とすぐに奥に駆け込み、ご主人の助けを呼んで参りました。
私は早朝で顔も洗わず、髪を乱したままの姿でしたが、これまでの嫌がらせの数々を述べ、問いただしてしまいました。
そのご主人はやはり田舎のおじいさんという方でしたが、淡々と
「それは自分達ではない、隣に来ている親戚のお姉さんがやったのだろう」
とおっしゃいます。
また車のタイヤの前に撒かれていた瀬戸物の破片はカラスのいたずらだとおっしゃいます。
自分達の庭の奥に「稲荷神社」があり、祀っているが、よくカラスが水入れの瀬戸物を持っていってしまうのだ、とおっしゃいます。
確かに先日、こちらから取られた餌箱が隣にないかと初めて玄関の方に行ってみると、そこに小さい稲荷神社と鳥居があるのを発見してしまったのでした。
もしかしたら、私がここから離れられないのは、この稲荷神社の精霊さん達が私を引き留めているのかも知れない、と思えて参りました。
昨日はこちらも悶々としていた疑問をすべてぶちまけ、また向こうも私が勝手に地域ネコ活動をしていたことを咎めて参りましたが、お互いに黙認し、溜まっていたものを吐き出せたことで、かえって良かったと思いました。
思ったほど、お二人が脅威の存在ではないことも分かり安堵致しました。
また稲荷神社を昔から祀っていたとしたら、かなり信心深い方々なのでしょう。
しかし、これですべて治まったとは言えないでしょう。
天界と精霊さん達ネコ様達は、私をここに留めようとし、ネコ嫌いな人間達は私を追い出そうとする・・・その板挟み状態は、しばらく続きそうです。
これも忍耐を試され磨かれているのでしょう。
人間界とは試練の連続です。
しかし、本当に有難いことにネコ活動をしていると、健康は守られている感じがします。
すごく疲れていても、翌日にはすっきりと立ち直って動けております。
ネコ神さまのおかげさまです。
ネコちゃん達有難う。
精霊さん達有難う。
地上のすべての存在に天界の最高最善の愛と光を!