jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

ねこ娘・怒りを持つ妖怪の生まれ変わりの方々・・・

 

昨日は、いろいろとあった後、ようやく自分の仕事ができると思い用事の為に出掛けようとしていたら、急にショートメールで

 

「母ネコが逃げました」

 

とあり、また心がダウンしてしまいました。

 

いつも何かしようと思うと邪魔が入ります。

 

一週間ほど前に、かなり癖の強い(解離性か統合失調症の精神病と思われます)70歳前後の女性のお世話していた、母ネコ捕獲の手伝いをした後の出来事です。

 

この方には、何を言っても反論され攻撃されるために、こちらはもう何も意見をせず、ただ言われたことだけを淡々とこなすことに徹していたのでした。

 

このような方を相手にはしたくありませんが、ネコさん達には何も罪はありません。

 

ネコさんを助けることに関しては、こういう種類の方でも関わった以上、目をつむりネコさんを助けることだけに集中しているつもりでした。

 

しかし、逃がされたとなるとそれを放置するわけにはいかず、すぐにこちらのイラつく気持ちを抑えて、冷静に

 

「捕獲器を設置しますから、チェックしていただけますか?」

 

と電話をすると

 

「冗談じゃないわよ!私が逃がしたんじゃないの!ネコが勝手に逃げたの!もう放っておいてよ!」

 

とおっしゃいます。

 

そう言われても、ネコさんを放っておけませんので、近所であった為に、すぐに2台の捕獲器を持ってアパートの管理会社にも許可を取り、捕獲器を設置していると、上の階から、

 

「全部あなたのせいよ!あなたが捕まえてこっちに無理やり渡してきたんでしょ!あなたが全部悪い!」

 

とヒステリックに叫んで参りました。

 

ひとりでは対処が難しいと思い、いつもお手伝いをお願いしているベテランボランティアさんにも応援を頼み来て頂き、説得を試みました。

 

その70代くらいの女性は突然、せきが切れたように怒りを爆発させ、あらゆる罵詈雑言を発してきたかと思うと、それが冷めると、急に言葉が丁寧になったり、また怒りのトーンが増すと絶叫したり、冷めたり、を繰り返し、これはもう人間ではない、憑依現象だと思い、こちらは翻弄されないように気を付けておりました。

 

そして、冷静になった時に、

 

「もしかしたらトトちゃんは(母ネコの名前)洗濯機の下にいるかも、部屋の中でかすかに声がする気がする・・・」

 

などとおっしゃるので、部屋の中に入らせて頂き、洗濯機を持ち上げてみても、そこにはいませんでした。

 

入ってみると、角部屋の窓が網戸まで全開になっており、これは普通のネコだったらすぐに2階でも3階でも飛び降りると呆れてしまいました。

 

その全開の窓を指摘すると、

 

「なんで窓を閉めないといけないの!2階からは高いから飛び降りないわよ!」

 

と怒って譲りません。

 

私はもしかしたら部屋の中に潜んでいるのでは?と思い、探索させて欲しいと願うと、急にまたぶち切れて、私を玄関から押し出そうとしました。

 

「全部あなたのせいよ!あなたが全部悪い!」とまた叫びます。

 

最初から最後まで私がまるで自作自演をしていたかのように、物事をすり替えて、自分の責任ではない、他人の責任だと決めつけてしまう能力は大したものです。

 

これも精神疾患を持つ人の特徴だと思います。

 

自責の念に耐えかねる時に、自分のせいではない、すべて他の人がやったこと、と頭の中で処理をして苦しみから逃れようとする昇華作用ですね。

 

 

もう一人のベテランさんが必死に説得してくださいましたが、ますます怒りを助長させてしまい、近所に響き渡るほどの大声で叫び出してしまいました。

 

もう手のつけようもない、ということで、2人で捕獲器を設置し、天界の天使達に願い、母ネコちゃんが無事に戻ってきて、「良かった良かった」とほっとしているイメージをしておりました。

 

その女性は腰が45度「くの字」のように曲がっていらして、行動がゆっくりで辛そうではあり、いろいろとやってもらうのは無理そうだと思えました。

(最近、思うのですが、腰がくの字に折れている方は文字通り「くっせつ」している方が非常に多い気がします。人間界でいじめられていじけ切ってしまっている魂の表れのような気がします)

 

捕獲器を設置した後は、もう祈るしかございませんでした。

 

とにかくポジティブにポジティブにと、ネコちゃんは帰ってくると唱えておりました。

 

そして餌やりの時間が来てしまった為に、外に出ていると突如、電話が鳴り、あの独特なねっとりまったりとした声でもごもごと

 

「床が汚れているから拭き掃除をしていて・・・」

 

などと延々とおっしゃっている声がしましたが、最後の

 

「カーテンの後ろにいました!」

 

というフレーズに思わず

 

「良かった!やっぱり中にいたんですね!」

 

と狂喜致しました。

 

どんなに変な人と対峙していても、ネコさんが無事であればそれで良しです。

 

すぐ近くであった為に、訪問してみると、尻尾がくるっと丸く一回転しているキジトラの小さい女の子ネコちゃんが、部屋の中で私を見て驚いてまた隠れてしまいました。

 

その子が捕獲された時は、捕獲器の中であったために、その子をしっかりと見たのは初めてでありました。

 

もし外に逃げてしまっていて、私がその子を捕まえても、捕獲器に入ったネコがその子であるかどうかは、その女性に確認しないと分からない状態であった為に、どうしようかと思っていたところでした。

 

その女性は絶対に捕獲を手伝わない、確認もしない、と断言されてしまっていた為に、捕獲作業は非常に困難な状態であったと思い、部屋の中にいてくれて、本当に良かったと思いました。

 

しかし、その女性は部屋の中で煙草をふかし、窓もまた全開にしていたため、これではまた脱走させてしまうし、このような精神疾患を持つ方に、ネコさんを預けられないと思い、

 

「こちらで保護させてください」

 

と丁寧に依頼すると

 

急にしおらしく

 

「もうちょっと待ってください。少し見させてください」

 

とおっしゃり、長く餌をあげていたその母ネコには愛着があるのが見て取れました。

 

また無理強いをすると、怒り出すのが分かった為に、もう諦めてお任せをすることに致しました。

 

本当にやっかい極まる人種の方です。

 

部屋には使い古したような日本史の教科書が整理されて並んでいた為に、もしかしたら、この方は以前は高校の日本史の教師であったのかな、と推測されました。

 

学校の教員の方々は精神的にも肉体的にも追い込まれるようなストレスの環境にいた方が多い為に、引退後はこういう状態になる方もいるのでしょう。

 

しかし、うちの長毛種の可愛いキジ白ちゃんをお受けくださった70代の女性も高校の国語の教員であったとおっしゃっていましたが、その方はとてもバランスが良い品の良い優しい方であり、一概には、元教師であった方は、とは決めつけられません。

 

すべてはその方の持っている魂でしょう。

 

しかし、思うに、ネコ活動関連で出会う女性の方々は、「怒り」の度合いが強い方が多く、癖も強く一筋縄ではいかない方が多く、振り回されます。

 

女性は基本的に母性が強く、ネコさん達に対しても情が深く優しいと思います。

 

しかし、過去世で、人間に酷い目に遭わされた魔女さんや精霊さんであったと思われる女性達は、関わる人達をまるでナイフで切り裂くようにグサグサと刺して参ります。

 

それも、人を見て、

 

「こいつなら何を言ってもやっても大丈夫だろう」

 

と直感で判断して確認してからやってくれるのです。

 

その人達は強い権力者達に対しては、へりくだって良い人を演じているように見えます。

 

私のような下っ端で、何も反論しない弱そうな相手と判断すると思いっきり、日頃の不平不満をぶちまけ、ストレスの解消の相手、サンドバックのようなものとして打ち込んで参ります。

 

そんな人達でも

 

「そういう人間はどうしようもない、ネコさんを救うためであったら、甘んじて受け止めよう」

 

と思い、私は何も言わず、淡々と行動しております。

 

怒りの強いいじけて、ひねくれてねじ曲がった魂の精霊さん魔女さん妖怪さんの生まれ変わりの方々。

 

なんでもお受けしますよ。

 

私の中では、そんな方々は、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「ねこ娘」さん達と思うことにしております。

 

ねこ娘だから仕方がない・・・可哀そうな女性達・・・

 

ただネコさん達だけは守ってあげてくだればそれで良しと致します。

 

画像見つけました!

こんな感じ、似ている!

うちのねこ娘

 

実は私は子どもの頃、鬼太郎に似ていると言われていました。ねこ娘に振り回される鬼太郎・・・髪型は今も似てる