jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

雪の日の出来事・・・

 

 

先日は天気予報通り、関東は雪が降りました。

 

雪国と違って少しの雪でも、関東は交通機関が麻痺しておおわらわですね。

 

最近の天気予報はいやに正確で嫌になります。

 

予報では今週もあと二日雪マークになっていましたが、できたらこれで今年最後の雪になって頂きたい!と雪国の方々には申し訳なく思いますが、切に願います。

 

雪の日でも、時間通りに夕方の外ネコちゃんの餌やりに参ります。

 

他の餌やりさん達はほとんど餌やりを諦めて休止しているようです。

 

あまりネコちゃんも出てきませんが、雪が止んでいるのを見計らって餌場にやってきて、空のお皿を見たらどんなに落胆するか、と思うと、なんとしてでも行かねば、と思ってしまいます。

 

その日はネコちゃん達、64匹中、4匹だけ時間通りに声を張り上げて待っていました。

 

この餌やりのルーティーンは私の強い自己中心的なこだわりの止められない習慣であり、思い癖かも知れません。

 

先日はいつもよりも早い時間から重装備をして出かけました。

 

出ようとすると同時にお隣の若いお兄さんが玄関から飛び出してきて、可愛らしい満面の笑顔で

 

「お気をつけていってらっしゃい!」

 

と大きい声であいさつをしてくださいました。

 

その方は、私の毎日の餌やりのことや、もろもろ(部屋にネコさんが2匹いることなど)すべてを見抜いて分かっていますよ、という表情でした。

 

まるで天使から声を掛けられたような温かい気持ちで出掛けることができました。

 

それまでは他のネコボランティアさんの私への批判的な言動や暴言などが思い出されてイラつき、その怒りをエネルギーに変えて、勢いよく外に出ようとしておりましたが、柔らかい笑顔と声で腰折れしてしまいました。

 

重装備とレインコートと傘まで差しての餌やりで、思うように動けず、更にどんどん積もっていく雪の重さで自転車が漕げず、押しながら各所に餌を配っており、配るだけでも2時間もかかってしまいました。

 

私は、ドライフードの上にトッピングとして皆が大好物の缶詰をのせています。

 

その缶詰に、サプリメントと薬を溶かした熱湯を注いで与えます。

 

すると一時は温かいフードとなり、ネコちゃん達は大喜びで飛びついてくるのです。

 

それを毎回やっているのでとても時間が掛かります。

 

しかし、寒い日は缶詰もサプリメントのお湯も凍りついてしまい、はやく食べないとネコちゃんの舌も胃にとっても拷問のようになってしまいます。

 

ネコちゃん達に良かれと思っても反対の作用をしてしまったら、と滅入ります。

 

周囲の方々は雪の日は寒いだろうと思われますが、反対に重労働でサウナに入っているように汗だくになります。

 

雪まつりで雪の彫像を作っている方々がスコップを振り上げる度に全身から湯気を出している映像を見ますが、あんな感じになります。

 

餌をあげた後の回収の時間は、道路に湿った雪が降り積もり、なかなか前に進まず、終わって部屋に戻ってきたのは午前一時をまわっておりました。

 

ようやく戻ってきてほっとしたのもつかの間、エンちゃんが雪で大興奮して

目の前でおえっと吐き出し、思わず、ゴミ箱でキャッチし事なきを得ました。

 

エンちゃんはいつも雪が降ると大興奮して外に出たがります。

 

私が出る前、ベランダに出て、フェンスをよじ登り、外の雪を掴もうと必死になりワンちゃんのように遠吠えを繰り返しておりました。

 

危うい為にベランダの窓を閉めて出かけたのでした。

 

部屋に戻ってからもこまごまと用事があり、ようやく早朝4時過ぎに寝ようと思ったら、寝具の上にエンちゃんが吐いた胃液がべっとりと・・・

 

そういえば、エンちゃんもジェルちゃんも寝具を砂を被せるような仕草を繰り返し、そこでは寝ずに、クローゼットに行って2匹で重なって寝ているのでおかしいな、と思っておりました。

 

汚れた場所では寝ない、というなんと潔癖症でしょう、私に似たのかも、しかし、自分で汚しておいて、まったく!と呆れながら、早朝5時に洗濯をしておりました。

 

本当に雪の日は大変です。

 

続く・・・