jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

必要悪・・・




昨年末はいつにも増して、自分の天界のエンジェル風水をストイックに実践、実行してまいりました。

弟からは「鬼!悪魔!ルシファー!デーモン閣下!」と叫ばれながらも古く使われていなかったものを次から次へと見つけてはさようならする項目にいれ、つまりごみ袋に放り込んでいっておりました。

サディストでマゾヒストである私は「鬼、悪魔、ルシファー、デーモン」と呼ばれることが嬉しくてたまりません。

いわれると「ヒヒヒヒ…もっと言えもっと言え…」と催促して家族からは更に不気味がられます。

この世には「必要悪」というものが存在します。

もし、この世がすべて可愛らしく優しい天使ちゃん達ばかりであったら、生ぬるく
「まあ、こんなんでいいんじゃない・・・平和に穏やかに・・・」というようになり、スペースの中にも「かわいそうだから捨てられない」となり、どんどん不要なものが増えていき、最後は収拾がつかない状態になってしまい、最後はそこがうごめくものたちの棲家になってしまうでしょう。

世界にはやはりバランスが必要なのです。どこにもすべてにおいて「善と悪」「明と暗」「天使とルシファー」が存在してバランスを取っていると思います。

私は我が家ではいつも悪の方を担当しており生ぬるく平和になっている天使だらけの場所を、ルシファーが強行突破で侵入して破壊して、新しい風を吹き込んで、そして長居することなく去っていきます。

私がひとり悪者になることでバランスが取れている、と一人自己満足をしております。

私の壮大なる目標は来世ではルシファーになることですから、地球でもその練習をし始めております。


しかし、最近「ミニマリスト」という言葉が流行っているそうで、部屋に最小限しかものを置かない人達が増えていると聞き、それはどんなもんかな…と天界にうかがったところ、その行為ではスペースが人工的な宇宙ステーションのようになってしまい、人間的な暖か味のないものに陥ってしまうそうです。

確かになにも置いていなくても、人間関係を最小限にしても、巨大なデジタル的なものに人間が支配されてしまっている感じが致します。

つまり人間が宇宙の存在達に支配され管理されてしまっている感じが致します。

全部デジタルに頼っていたとしたら、また以前のように電気が通らなくなってしまった時すべてダウンして消去されてしまう恐れがある気がします。星新一大先生のショートショートでそんな物語がありました。

地球ではすべてがバランスを必要としていて、そのバランスの中で人間も地球に住むことを許可されているのだと思います。自分から自分のスペースに宇宙ステーションを造らず、ある程度は人間的な生活を楽しみ地球をまっとうしたら一番良いようです。