今朝、起き掛けにみたカラーのついたリアルな夢です。
「中世の時代のヨーロッパのような雰囲気の中の古風で荘厳な大学の建物の中で、私らしき学生が突然大きな試験に臨まされていました。予告もなく、試験内容も知らされておらず、膨大なテストの用紙をめくりながら当然のようにただ冷や汗を流しながら焦りなんとか一問でも解けないものかと四苦八苦している内に終了時間が来てしまいました。
そのテストの用紙の枚数は100枚以上あったような気がします。その試験内容も古代の歴史や古代の数学、古代の物理、古代の化学といった見ただけでも気が遠のいていくようなものばかりでした。
もちろんほぼ白紙状態で試験官に提出すると、そこにまるでハリー・ポッターの映画に出てくるような威厳のある教授らしき老紳士が現われました。
教授は私達、落第生を前に重々しく言い放ちました。
「木」という字を書いてみなさい。
(黒板に白墨で木と書かれました)
「木」という字は、人間を表しているのだ。
木は人間と同じである。
若いうちに水を多く与えているとすぐに伸びるがひ弱になり、後に腐り果ててしまう。
若いうちに水をくれずに放っておくとそのまま伸びずに枯れ果ててしまう。
だが、若いうちは少しの水を与え、飢餓感を与えながらも、枯れそうになった時々に、少量の水を与え続けると、後に立派な太い幹と豊かな緑をたくわえた伸び伸びとした枝を持つ永久ともいえるほど頑丈に大きく成長するのだ・・・」
(私達落第生たちは、教授のおっしゃる意味をほとんど理解していないながらも神妙に、ふんふんとうなづいていたのでした)
夢の中で「木」という字を必死に書いておりました。