jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

毒出しの時期は終わり、幸せカウント


旧暦の2016年は終わり、新しい年がスタート致しました。

昨年はとにかく「終える」為の毒出しの年であったと思います。

社会も周囲の人々も皆、過去を思い出し掘り下げ、封印してきた嫌なこと、苦しみ、ネガティブなことをとにかく出すことに徹していたかのように見えます。

亡くなった方々もとても多い年でありました。

それは「終わりの年」に顕著に表れる特徴のようです。

人の人生においても同じようなことがあります。

人は、社会の中で周囲には自分をよく見せたいという無意識の欲求により、良い自分を演じようとする傾向があります。また自分自身に対しても、やはり無意識の中で自分はまあまあ良い人間であると思おうとしている傾向にもあります。

それは実は臭いものに蓋であったり、常識的にときれいごとで済ませてきたことでもあり、魂の奥底でまるで地底のマグマのように沸々としていたネガティブなものは、見ないように、忘れよう、としていたとしても、魂に嘘を吐いていることになるだけであり、消えた訳ではありません。それが人生の中の終盤で心身が弱ってきた時に、ある時突然、火山が噴火したように爆発する、ということがあります。

そのあふれだしたものは、若かりし時のように自力の精神力や体力では止められなくなる為に、それが重病に発展したりアルツハイマー型の認知症になったりして噴き出し、魂のクリアリングをしようとします。

それは魂が死の時期を認識している為であるのです。

肉体が死んでしまい魂だけになると、生きている間に毒出しの不十分であった重くなってしまっている魂は、自分では操縦不能で、自動的に魂の世界の低い場所に行かなければなりません。そのことを魂は知っているのです。

その理由により、生きている間に魂は無意識に地獄的な場所に行かないようにする為に、死の直前、生きている間に浄化作用を起こすのです。

それが晩年の自然に起きる心身の状態のようです。

晩年にそのようにならない為にどうすれば良いかというと、まだ心身が衰えていない時から、毒を小出しにしていけば良いのです。

それは、周囲に迷惑を掛けない程度に、自分に正直に好きなように自由に生きる、というのも良いようです。

社会の中で普通の人々が、普通一般的にとか、常識的にならなければ、とか周囲と比較してばかりいると、それはできなくなるでしょう。

また最近よく思うのが「幸子症候群」「幸子の思い癖」を止めたら良いのに、というものです。

ひと昔前に流行った「幸子」という歌謡曲…すごい歌詞でした。前にも書きましたが、ちょっと前にラジオで聴いて衝撃を受けてしまいました。この幸子さん、なんという苦しい思い癖を持った女性だろう、と思います。

歌詞では「幸せを数えたら5分あれば足りる、不幸せ数えたら一晩でも足りない…」と幸子の言葉を歌っております。

なんと恐ろしい!一晩中、女性が暗い部屋の中でひとり自分の不幸せをカウントしてぶつぶつ言って呪っている映像が見えてしまいます。

でもこの女性は、我が身の「不幸」という状況をを捉えられる思考力もあり、数を数えられる知能もあるのだから、何がいったい不幸なのか…

それで、生徒様方にもお伝えしていることなのですが、クライアント様方の、苦しみをとことん吐き出させることをして、もう十分と感じたら、いったんそのネガティブなものを吐き出させることを止めましょう、ということです。

ネガティブなことを吐き出す、という毒出しはとても重要なことなのですが、それをやり過ぎてそれ以上やろうとすると、今度は、日常の中の不幸なもの、嫌なもの、自分に不足しているものを見つけ出そうとする癖が出来てしまいます。

また社会の中の理不尽なこと、不公平なこと、そしてネガティブなことばかりが目に付くようになって参ります。

そうなると、よく公園などでブツブツと不平不満を独り言で言っているご老人のようになってしまい、それが顔に出て不幸顔になってしまいます。

更に恐ろしいことに、自分の中の不幸のカウントをし過ぎると、まったく関係のない、他人の霊的な不運も引き寄せたり、不幸の中で死んでしまった浮遊霊を引き寄せてしまったり、精霊の中でも人間に恨みを持つものを引き寄せてしまい、我が身に憑依させてしまうこともあります。

それらの存在が心身に憑依しているのを許していると体も精神も病んでしまうかも知れません。

過ぎたるは及ばざるがごとしです。

そうならない為には、もう、十分毒出しをしたと満足したら、今度は、日常の中の「幸せ」をカウントする癖を始めたら良いと思うのです。

それは、とってもささやかなことであっても、すべてにおいて地球の大いなるサポートがあってこそあるわけですから、素晴らしいことだと思うのです。

私は特に水道の蛇口をひねるだけで、飲める水が出てくる、という奇跡をものすごいことと捉えて感謝しております。

そんなことを言ったら鼻で笑った方がいました。しかし、この地球上で飲める水道水を家の中に持っている人は世界の比率からして非常に少ないそうです。

そして水は大天使ラファエルの支配のもと、地球にもたらされ、水の精霊のエネルギーが宿っているのもであり、多くの人々の知恵と行動と仕事のおかげで今、何気なく口にできるのです。

そこから始まると、日常の中、すべてが天界から観るとものすごい程の奇跡の連続の出来事です。

一日何万回も魂の底から感謝できます。

感謝の言葉を唱えると天界からギフトがもたらされます。

感謝ができない宇宙系のアース・スターズさんには「有難う」と言うと、見えない課金制度がある」とお伝えしております。

『「有難う」と、ひとこと言うと、「100円」もらえますよ』と、お伝えしております。

ただでどんどんお金がたまっていくという本当に有難いお話です。嘘だと思ったら感謝してみましょう。

そうすればお金が入ってきますよ。

それではあらためまして、新年明けましておめでとうございます!