jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

シナモンと鉄瓶…




コーヒーと緑茶を美味しくする魔法のアイテム・・・シナモンと鉄瓶です。

かなり自己流です。

コーヒー嗜好歴はそれほど長くはなく、高級志向でもグルメでもないのですが、一応今までいろいろなレギュラーコーヒーを試してみてきました。

しかしそれほど香り、風味やコクや味わいで美味しいと思えるコーヒーには巡り合いませんでした。

今まで一番高価だったコーヒーは、確か一杯1680円。
青山のとある場所で大女優さんが始めたブティックと連携していたカフェのキリマンジャロでした。

素敵な青と白の高級陶磁器にほんの少しの量の濃いコーヒーがとても苦く酸っぱく感じ、そえてあった小さなクッキーが救いでした。

学生の頃、アルバイト先の上司であった定年退職後に時間を持て余して再就職をしていたという余裕のある3人の方々にいつもご馳走してもらっており、その時も休憩時に連れて行ってもらいご馳走になったのでした。今よりもずっと余裕のある世の中でありました。貧乏学生である私はその3人の祖父のような方々には入れ替わり立ち代わり、馳走になり続けておりました。まるでおじいちゃんたちが、孫に良いところを見せるのを競争するように最高のところばかりに連れていってもらっていたのでした。その方々のおかげで20歳そこそこでとてつもなく贅沢な場を体験することができて有難く、恰好良いあんな大人になりたいものだと憧れておりました。

しかし、その後、数えきれない程、コーヒーを飲む機会があったのですが、そんなに美味しい!と思えるものには出会えませんでした。

味音痴な私でも、やはり日本の水があまりコーヒーの最高の香り、風味やコクや味わいを出すのが難しいのかも知れない、ということに気が付いたのです。

ヨーロッパの国で飲むコーヒーはやはり格別なものがある気がします。

ハワイのコナコーヒーもハワイのあの澄んでちょうど良く乾燥した空気と風の中で、硬水でいれた水で飲むから香り良く風味良く美味しいのかも知れません。

自分で同じ豆を炒って挽いてみても、なかなか美味しいものはいれられません。

やはり硬水が適しているような気がします。あと乾燥した空気も。

環境と条件が合わないとなんでもそうですが、美味しくないかも知れません。



しかし、どんなコーヒーでも美味しくなる方法を見つけたような気がします。

カップにシナモンの粉をあらかじめ振っておき、そこにレギュラーコーヒーの粉を多めに使い、お湯を注ぎ入れるのです。

すると、どんな種類のそんなに高価でないレギュラーコーヒーでも同じように美味しくなるのです。

シナモンには、魔法のような効果があると思います。

子どもの頃、田舎から送られてくるりんごで、アップルパイづくりが趣味になり、ガスオーブンで毎日のように焼いていたのですが、レシピに書いてあった、「シナモン」の粉末というものが、どこにも売っておらず、いったいどんなものなのだろうと、空想しながらもずっと憧れの存在でした。今ではどこででも安価で手に入ります。しかし、このシナモンを最初に発見した古代の人はすごいと思います。

新宿御苑の温室で見たことがありますが、外見からどうみても、あのシナモンロールになるとは想像できません。生えている時点では香りも発していませんので、本当に古代の人々は発明家だと思います。古代エジプトのミイラの防腐剤にも使われていたというから、古代の方々は早々にシナモンの効果を発見していたのですね。

「シナモン」と声に出すだけで、魔法のように周囲が豊かで贅沢な空間になる感じも
します。


イメージ 1





緑茶に関しましては、お茶どころのお茶の香りの中で育ち、通学路にお茶の木があちらこちらに生えており、落ちているお茶の実がおもちゃであったので、ちょっとこだわるようになってしまいました。父親の田舎も静岡であった為、送られてくるお茶の味比べも自然とするようになってしまいました。

日本の水の軟水は、緑茶に適していると思います。水道水でも十分美味しく入れられます。

紅茶になると、ヨーロッパの硬水の方が美味しい気がします。

その中でも、静岡茶が日本では一番美味しい気が致します。狭山茶は、お茶畑も希少で扱うお茶工場も直売所も少なくなっており、高級で、もちろん美味なのですが、その辺りの交通量がどんどん激しくなってきて、どうも排気ガスが気になります。また使用している現代版の農薬も気になるところです。しかし、それはどの農産物も大量生産するには仕方のないことです。その点、まだ静岡の方が空気がきれいであり、また霊峰富士山のふもとで育ったお茶なので、心なしか、質が良いように感じます。もちろん狭山茶どころでも富士山がすぐ近くに臨めるのですが、富士山の見える面積の大きさが異なります。

しかしどんなお茶でも鉄瓶でいれると香りも味わいも断然違う、ということが分かって参りました。

最近のお茶は、銘茶でも結構、ブレンド茶が多いようです。

値段も高ければ高い程、もちろん美味しいのですが、どんなお茶でも、鉄瓶に少々多めに入れて、80度位の熱いお湯でいれると一段と美味しく感じられます。

鉄分がほど良く熱い緑茶に溶けだして美味しくしているような気が致します。

鉄の瓶、というのもなんとなく魔法の効果があるもののような気が致します。

アラジンの魔法のランプを思い起こさせます。


カフェインを多く含んだ、コーヒー、紅茶、緑茶は、精神世界に携わっている方々には必須アイテムです。

なぜなら、カフェインは人の魂がふわふわと浮いていってしまうのを、ぐっと地球に食い止めてくれるからです。

いわゆるグラウンディングをしてくれるのです。

反対に精神世界の仕事に従事している方々はカフェイン禁止令を自ら課しているようです。しかし、魂が浮遊しっぱなしになってしまわれないかと、少々気になるところです。

私の周りの方々はカフェイン依存症のようにカフェインを多く摂取しているように見受けられます。

でも別に健康には害はなく、その香りのアロマ効果も加わって精神を落ち着かせる癒し効果もあると思いますので、どれだけ飲んでも良いと思います。


シナモン、鉄瓶そしてカフェイン・・・全て、マジック・ワードのようなものに感じます。