jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

蓄光オーラ



芸能人と呼ばれる方々は、きっと「蓄光塗料」の入ったオーラをもともと持って生まれていらっしゃる方々だと思います。


蓄光塗料」というのは、昔は「夜光塗料」のように呼ばれておりました。様々に改良されて今はとても素晴らしい役割を果たしています。

蓄光塗料」とは、光を吸収し蓄えておいて、暗闇の中で光るというものです。

なぜそんなことを思ったのか、というと、昔のことをいろいろ思い出して、そんな言葉が聞こえてきたからです。

天界のマスター達は

「人間は過去の様々な経験の中に、自分に必要であったすべての学びがある。それらを思い出し、その中にある天界から教えてもらった珠玉の教えを見つけ出しなさい」

とおっしゃいます。

過去の経験を思い出し、それらをフィルターでこして、要らないものは落とし、残った小さな金の粒を見つけ出すように言われております。



ずっと以前、学生時代のアルバイトや以前の仕事でずいぶん、芸能関係の方々に会う機会がありました。


普段の芸能関係の方々は、失礼ながらとても地味な印象で、メイクや衣装を着けていないと一般の方々に紛れていても分からないのでした。

そしてあまり良い印象を持てなかったのです。

私がお会いした方々だけがそうだったのかも知れませんが、きっとストレスを多く抱えていらっしゃり、ものすごい程の競争心があり、余裕があまりない感じで、周囲の人々を睨みつけ見下すような態度の方々が多かったのでした。

もちろんすべての芸能界の方々がそうではないと思います。その時代がそんな競争の時代だったのかも知れません。

私があまり芸能界に興味がなく、有名な方々に対してもあまり憧憬のまなざしを向けず、横柄な対応をしていたのかも知れません。

それがその方々をイラつかせる原因であったかも知れず、よく睨みつけられたものでした。

芸能人の方々はもちろん、容姿も一般標準よりも優れており、あらゆる能力にすぐれており、また普段も努力を怠らないと思います。

しかし、何より、生まれ持った「蓄光塗料」というものをオーラの中に溶け込ませていらっしゃるのだと感じます。

その方をあがめ、好意を持ち、熱狂的に応援するファンの方々のエネルギーを一身に集めて蓄え、十分に蓄えられたら、それを発光するのです。

蓄光塗料」は集める光が強ければ強い程、発光する光は強くなります。その反対だと光のエネルギーを蓄えられずに、薄暗いままになります。

発光時間はあまり長くなく、蓄えたものが尽きると、光が消えてもとの状態に戻ります。

蓄光塗料も、光を吸収していない時はただの黄緑色の蛍光塗料です。それが光をある一定時間以上吸収しないと暗闇で光らないのです。

芸能人の方々のそれと同じで、その方をあがめて熱狂するファンの光のエネルギーを吸収し蓄えないと光らず、更に誰も注目してくれないと薄暗いままになってしまうのだと思います。

それで、以前お会いした芸能人の方々は周囲に私のようなあがめない人間がいるとイライラとしたのだと思います。

蛍も光っている時はとても大事にされて、あがめて熱狂的に支持されますが、光らない時は、ただの昆虫に見えてしまい、きっとつぶされたり、嫌がられたりするでしょう。

余談ですが、昆虫の中でも、ゴキ○○だけは、とても一般の人々からの認知度が高く注目度も高い方だと思います。その辺りに現れると「あ!ゴキ○○!キャー」と言ってものすごく人々を興奮させ、熱狂させて名前を呼ばれます。もちろんゴキ○○さん達もたくさんの種類があるようですが、その名称を呼ばれるだけでも大したものだと思うのです。他の昆虫たちは、その種類さえも認識されず、あのカブトムシさえも、街に出現した時に若い女性達から「虫!」と呼ばれているのを見たことがあります。

ゴキ○○さんの、それは「負の認知度」というのでしょうか…。

負でも正でも、他者から認知されてエネルギーをぶつけられることで、そのエネルギーを蓄えて、発する、から古代より生き続けるという生物のすごさを感じます。

芸能界の方々の蓄光塗料オーラもきっとある一定の時間だけ持続するのだと思います。物事は何でも期限がありますからね。

別にどうでも良いことですが、そんなことをつれづれに思うのでした。