jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

ローカル・キャット・・・


1月末から始まった少し離れたご近所の畑、公園、多頭餌やり崩壊ご老人宅のT.N.R活動を平成の終わりの日で一応、修めることにいたしました。

捕獲した猫ちゃん達の合計30匹 

雄は12匹。雌は18匹(その内、すでに懐妊していた雌猫ちゃん10匹)。

もし、この時期に捕獲し不妊手術をしていなかったら約70から100匹ほどの仔猫ちゃん達が産まれる予定でありました。

掛かった費用は、猫取り名人のMさまに支払った金額 22万円(ほんの少しだけお礼を添えて)

その内、エンジェルNさまよりのご寄付 5万円

行政よりの助成金 合計 64、200円

純粋にT.N.R.作業だけに掛かった自己負担 105、800円ですみました。

今回は、助成金が少しあった為に、大きな負担にならずに済み、本当に有難かったです。

一番は、ほぼ毎晩の捕獲作業の労力だけを使うことだけが大変でありましたが、Mさまが猫ちゃんの運搬やご自宅シェルターでの保護までも請け負ってくださったおかげで、私の方はそれほど大変ではありませんでした。

Mさまの猫ちゃん活動に対する熱く強い思いは本当に頭が下がりっぱなしです。

まるで現代のメディスンウーマン、戦うジャンヌ・ダルクのようなお方です。

現在もまだご自宅に約60匹の保護猫ちゃん達を抱えて、お世話をなさっているそうで、なんとなんと・・・想像もつかないようなスーパーウーマンです。

30日の日は、Mさまは朝から具合の悪い猫ちゃん達を病院に連れていったあとで、その30匹のうち、人に慣れていて飼って頂けそうな4猫ちゃんを選び出し、保護猫ハウスのSさん宅までお届け頂きました。


3か月もの間、ご自分の60匹プラス、こちらで次から次へと保護した猫ちゃん達をも面倒を見て、具合が悪ければ病院に連れて行き、療養食まで食べさせ、一匹一匹の性格や行動までチェックして、厳選した4猫ちゃんをこちらにお連れくださったのです。

Mさまの神がかったおこないは尊敬を越えて畏れ多く近づけないほどです。

こちらの地元の人々はまったく無関心、無協力、または妨害してくるような原始時代の野蛮極まる輩のような人間ばかりなのに・・・

この明白なる対比はいったいなんなのでしょう。

噂によると、Mさまはある新興宗教団体のカリスマ宣教師でいらっしゃるとのことでした。

宣教の為にいろんな地域を回っているうちに、あまりにも野良猫ちゃん達が多いのを見てしまい、見るに見かねて、このボランティアを始められたとのことそうです。

そのうちに、ご自宅ケージを100台以上担ぎ込み、すべてのお部屋を猫シェルターにしてしまったそうです。

そのことに意見も反対も言って来られないご家族様方も、なんと寛大なお心の持ち主様達でしょう。

申し訳なくも有難いことです。

見る限り、今のところ仔猫ちゃんの鳴き声は聞こえません。

病院に行くと、たくさんのボランティアさん方が、捕獲した猫ちゃん達を担ぎこんできていましたが、産後の雌猫ちゃん達が多いとのことでした。

産後の雌猫ちゃん達ということは、必ず近くに産まれたばかりの仔猫ちゃん達がいて、心優しいボランティアさん方は、きっとすべての仔猫ちゃん達も保護することでしょう。

しかし、仔猫ちゃん達のお世話と捕獲作業を同時進行することは本当に大変なことです。

こちらは、発情期ギリギリのところで捕獲作業を始めておいて心から良かったと思います。

しかし、この現場の人々は私を見ると文句は言いますが、ありがとうの「あ」の字さえありません。

私が手を付ける前に、同じ市民団体のリーダーの方が「全部自分がやるから任せてください」と言っておいてそのまま何か月も連絡がなく、そのまま活動が途絶えていたエリヤばかりでした。

その方は、いつも「自分が全部やりますから!任せてください!」と名刺を配りまくり、さんざん期待をさせておいて放置する、というやり方を繰り返しています。

そのやり方は心の病気ひとつ「発達障害の妄想性障害」であると感じます。自分を大きく見せ尊敬されることだけが快感になり、あとの責任はまったく負わない、という癖があります。

妄想性障害 誇大型 自分は卓越した才能や見識を持っている、重大な発見をしたなど、壮大な内容を妄想するタイプです。

もしかしたら、「やります」と言った段階で「すでにすべてをやり終えた」という妄想が働いているのかも知れません。

こちらから意見をしたり、質問をするとたちまち切れてしまい大激怒をし、収集がつかなくなります。

発達障害だと思うとその方を責めることはまったくできません。ただこちらがその方の残務処理を繰り返すだけです。

こちらの学びとはいえ、なかなか困った方がおります。

猫ちゃん活動のハードなレベルはますます高まって参りました。もうピークは越えたと思いたいのですが・・・

きっとこれは天界が私に課した試験なのでしょう。

これらをいかに動じず、感情を荒立てずに処理できるか、それを見られている感じが致します。

卒業は間近と願いたいものです。


   しかし、保護した4猫ちゃん達は本当に可愛い子達ばかりです。


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この子は、脱走したのか、捨てられた猫ちゃんなのか、とても人懐こく可愛いおばあちゃん猫ちゃんです。
歯がすでにありません。口の中は潰瘍でいっぱいでなにも食べられなく、毛づくろいもできずに毛玉だらけでした。エリザベスと命名しました。

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                ヒップだけ