窓を開けると、早朝まで続いた大雨の後の清められた空気とおひさまと生えたばかりの若葉の香りが入り混じった甘い風がこころよく入って参ります。
毎朝、言い知れぬ不安の中で目覚め現実を受け入れたくなく目を開けたくない気持ちが致します。しかし、天界の瞑想をし、まばゆい光の中で魂を浄化してから目を開け、天使達に挨拶をしてから起き上がると不思議と心も体も軽やかになって参ります。
早く天界に帰りたいと常々願うのですが、天界はまだ不完全な私にできる範囲での、無理難題ミッションを続行させてきそうです。
せっかく地球におり、宝くじを当てるよりも希少な確率で人間の身体を手に入れたのだから、この短い貴重な日々を楽しみなさい、とも言われております。
人間の五感を与えて頂き、繊細で微妙なことを感じることができる期間はごくわずかのようですです。
地球において周囲でなにがあってもなにが起きても慌てず、振り回されず、受け入れてゆだね、受け流し、厳しい人間界の中で時々、小さな楽しみを見つけてはささやかに悦び、感情をなだめすかしてやり過ごし、ごまかしごまかし時間を費やして最後までまっとうするしかございません。
今日は珍しく穏やかな良いお天気です。
世の中の祝賀ムードとは別世界の次元で息をひそめて生きております。