人間以外の動物好きな私が、切になくなって欲しいと願うもの・・・
「動物園」
「ペットショップ」
「盲導犬」・・・
特にこの盲導犬のシステムは、本当にすぐになくなれば良いと切に願います。
最近も盲導犬をめぐる事件がありました。
外に出るたびに、盲導犬とそのご主人をよく見掛けてしまうのですが、ワンちゃんの上目遣いに切なそうに訴えてくる目をまともに見られず、つい「ごめんね!なにもしてあげられずに!天界の愛と光を!」と光を送るのみにとどまっております。
ワンちゃん達は、「暑いよ、背中が重たいよ、水が飲みたい、おしっこしたいんだけど…」とクーンクーンと訴えて小さく鳴きながら私に助けを求めるように見上げるのですが、どうすることもできません。
盲導犬のワンちゃんには手を出してはいけないのです。
そのご主人達は、結構乱暴にワンちゃん達を扱っている気が致します。
もちろん全員ではございませんが・・・
燃えるようなアスファルトの上に何時間も寝かせておいたり、首輪をぐいっと突然ひっぱったりしている姿を見ると、本当に心が痛みます。
これはワンちゃん達の尊厳を無視した一種の動物虐待ではないかと思えて参ります。
人間の勝手でワンちゃんの自由を奪っても良いのでしょうか・・・
盲導犬のワンちゃん達は、たいていがラブラドール・レトリバーのようですが、このワンちゃん達は、本来、とっても自由を愛する無邪気で活発なワンちゃん達なのに、あの器具を着けられている間は、すべてを制御されて、ご主人には最高に忠実に従事するように厳しく訓練されています。
もちろん厳しい訓練をしてきているのでしょうから、それにも耐えられるのでしょう。
しかし、そのワンちゃん達を扱うご主人達が、ルールをよく知らないのか、守っていらっしゃらないのか、かなり乱暴なような気が致します。
こう言ってはまたまた非常に失礼かも知れませんが、生まれつきの盲目の方々より、お歳を召してから、糖尿病などで目が見えなくなられた方々は、結構、我がままで自分本位でいらっしゃる気が致します。自分ばかりが世の中の犠牲になっていらしゃるような言動が多く、大威張りで杖を振り回して、人を蹴散らして道をかっ歩していらっしゃる方々を何度も見掛けてしまいました。
そんな方々に忠実に従事しているワンちゃん達は、耐えに耐えているせいで、やはり寿命は短いようです。
私は高校2年生の時に、どうしても動物関係の仕事に将来就きたいと思い、一番は獣医師であったのですが、もし、それが無理なら、警察犬、盲導犬の訓練士、または動物園、またはグルーミングの仕事に就きたいと思っていろいろと見学をしていた時期があります。
そのいずれも、現地に見に行くと、現実は動物達にとって幸せではないような環境を見てしまい、気持ちがなえてしまっていたのでした。獣医師の大学の担当の方々も、「動物を助けるよりも実験で解剖して殺してしまう方が多いですよ」を真っ青な顔で仰っていたのが印象的でした。
特に警察犬や盲導犬の訓練を見に行った時に、訓練士の方が、嫌がり逃げまどって悲しそうな声を上げるワンちゃんに「はい!今ウンチウンチ!」と言ってマッチ棒で
浣腸をしていた姿を見て辛くなって帰って参りました。
やはり盲導犬に人間の心を読ませて、人間並みの誘導をさせるのは、酷であり、無理だと思います。
それなら、人間の煩悩の欲求がすぐに伝わる、人間のボランティアを募集したら良いと思うのです。
私自身も盲目の方々の買物介助くらいは、もしかしたらできるかな?と思います。
世の中に今、暇を持て余していらっしゃるご高齢の方々がたくさんおり、生きがいを求めていらっしゃるのだから、もっとうまく募集をすれば「我こそは」と集まって来れれる気が致します。
皆さん、知らないのでどのようにボランティアをしたら良いか分からないのだと思うのです。
インターネット上では募集しているかも知れませんが、インターネットを扱うことになれない方々もたくさんいらっしゃいます。
もっと大々的にいろいろなところでボランティアの募集広告を出したら良いと思うのです。
ワンちゃん達には自然な場所で、もっと自由に生きて欲しいです。
人間の愛玩動物になって人間を癒すなら仕方がないのですが、ギブ・アンド・テイク関係でありたいものです。
動物といえども、存在の尊厳を大事にして欲しい!と切に切に願います。