いつも思うのですが、この地上には多くの自分と関わるソウル・ファミリー達が存在しており、その一人一人が役目を果たすために、ある役を演じている、ということです。
たとえば、とても目立っている芸能人や政治家の方々は、率先して悪役を買って出てくれているのではと感思えるのです。
それはその方々が目立ちたいがためでもあるでしょうし、一度、権力、地位、名声、名誉、財産を得たかったためでもあるでしょうし、親族の代表としてそれらを得ることで、代々まで名前が語り継がれるという栄誉なことでもあるでしょう。
しかし、それがタダで得られる訳にはいかず、もれなくその代償としては、ルシファーちゃん達に魂エネルギーを差し出さなくてはなりません。
つまり魂と交換にそれらを今回の地上で得るという大きな勇気が必要であり、死後は最低のレベルの世界に入らなくてはならないという最大のリスクを冒さなければならないのです。
そこまでしなければいけないというのは、きっと、過去世の中で浮かばれずにいた魂の方が、今回の人生では、絶対に大きなことをして名前を残してやる!という非常な程大いなる決意があったからでしょう。
その他大勢の人々は、その方々が魂を売ってでもやってくださことの、苦せず、良いとこ取りのおこぼれを頂いてしまっているとも言えると思います。
そう思うと、「おこぼれを頂戴してすみません、悪役ご苦労様です」と思えて申し訳なくも思います。
しかし、大なり小なり、人々はあらゆるところで、悪役と善役を演じ分けていると思います。
例えば職場では悪役を家庭では善役を、とか、または反対のこともあると思います。
自分のことで思ってみても、たとえば、実家の中では、私は大いに嫌われている悪魔役を演じております。
私が嫌われながらも、大声を出してし切ったり、大掃除をしたり、物を処分したりすることで、なんとか秩序を保てている気が致します。
もし、全員が可愛い天使そのものであって、静かにそのままにしているのが一番、物が可哀そうだから手放せない、という状態を続けていたら、家の中はやがて混沌、カオス状態に陥ってしまうのでしょう。
我が家ひとつとってみても、必ず悪役と善役が必要であり、それでバランスが取れているのだと思えます。しかし、悪役をやっている私が外でも同じように悪役を貫いたとしたら、皆に嫌われて、闇に葬り去られてしまうでしょう。だから、私自身を考えても仕方なく辛く思いながらも実家のなかだけで悪役を果たしているのです。
ただ、このようなことでは私はルシファーちゃんに魂を売るわけでもなく、良いことがある訳でもなく、残るのはただ「空しい達成感のみ」。どうせまたすぐに元に戻ってしまう…家族だから仕方がありません。だれかが悪役、損な役を演じなければならない、仕組みがあるのです。
そんな極小な世界でも、善と悪の役目でバランスが取れているとしたら、そのサイズが大きくなると全大宇宙でそれらが起きているのだと思えます。
以下は天界のマスター達からの補足です。
この地球上には、過去世で自分とひとつとなっていた分霊である魂が数えきれないほど存在する。
それらの人々やすべての存在達(動物・植物・鉱物・精霊・宇宙の存在・天使・ルシファー達など)が自分と記憶を共有している魂であり、ソウル・ファミリーとも言える。
ひとつの魂が分かれる時に、今回の人生ではどちらかが天使役になりどちらかがルシファー役になるかを決めてから生まれ変わる。
故に、とても似ている性格や顔かたちの者同士であってもの天使のように優しく良い性格のものと、ルシファーのような悪賢く生き強いような性格のものに分かれて、その場所、その時代での役目を果たしている。
この地上で分霊として散り散りに分かれている魂の過去をたどっていくと、結局アダムとエヴァの2つの魂になり、最後はすべてひとつの大きなかたまりの魂に行き着く。
故に天界から下の世界の存在達は、ひとつの生命体そのものとも言える。
戦いや争いなどでお互いに優劣をつけ、傷つけ合い殺し合うことは、自分自身の中で行なっていることになる。しかし、過剰で余分となった身体の中の細胞や組織を生き残る為に間引し減らすような必要な行為とも言えるであろう。