今日は季節外れの大雪の中、廃液のようなものにまみれた猫ちゃんと耳をかじられたらしい、怪我猫ちゃんの捕獲大作戦の行ないました。
猛吹雪が吹き荒れる中で、猫ちゃんを探し歩きながら、ふと、自分は何をやっているのだろう、と我に返りました。
本来、見ず知らずの他人の敷地の野良猫ちゃんなんか、放っておいても本来は良いはずです。野良を選んで喧嘩を繰り返して怪我をする猫ちゃんも自業自得かも知れません。
その時、
「これは天界のミッションのひとつである」
と、クリアな言葉が聞こえて参りました。
そのお言葉を聞いた瞬間に、なるほど!とすっと胸のつかえがおりました。
この言葉は天界のマスターのお一人であられ、動物さんを守護する聖フランチェスコに違いありません。
人間界を卒業する為に、与えられている課題のひとつを今、取り組ませて頂いているのだと分かったのです。
手足も自在に使えて、言葉というコミュニケーション能力を頂き、知恵も授かっている人間は、動物さん達と比べ、力関係でいうと、圧倒的に強い存在です。
有用な能力をたくさんいただいている代わりに、煩悩という邪魔なものをたくさん頂いております。
動物さん達は、手足言葉知恵の能力を多く頂いていない代わりに、邪悪な煩悩を持ちません。
その地球の精霊達と友人である「聖なる友 Divine Mate」達に手を差し伸べて、可能な限り手助けをするのが、人間の義務であり、卒業課題のひとつであるそうなのです。
これを無視して、他人任せでいたら、いつまで経っても人間界を卒業できない、と今日、ようやく分かりました。
非常に納得しながら捕まえた一匹の猫ちゃんを休日の時間外割増料金がかかる動物病院にお連れ致しました。
休日なのに申し訳なく思いながら、迎えてくださった獣医さんはとてもラフな格好でした。
獣医さんは一目見て、猫ちゃんが、なんと、ネズミ捕りの接着剤にまみれているとおっしゃいました。
もしかしたら、虐待目当てでわざとくっつけられたのかも知れません。
そこに更に車の廃液が付着し、泥や落ち葉やくずがおびただしい程、くっついておりました。
そして以前はかなり太って大きかった体がやせ細り、衰弱しておりました。
もしかしたら、全身の毛を刈るかも知れないとのことでした。
お気の毒に・・・この子はいつも団地に違法で張ってあったテントの中に潜んでいた子です。少々宇宙人のようにも見えるユニークな方でした。
または修行僧にも見え、聖フランチェスコ・ザビエルにも似ている為、ザビエルと名付けようかな、とも思っております。
まだ、少しの汚れだった頃 ↓