jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

ダムダム弾発射…


ちょっと前ですが、うさぎ先生に会って参りました。

うさぎ先生は涼しくなってからエネルギー全開のようで、真夜中になっても私に遊んでもらう為にいろんなことを仕掛けて参りました。

うさぎ先生が大好きな遊びは追っかけられっこです。ひたすら追っかけてもらうのが嬉しいらしくとにかく絡んで参ります。

まずは私の足元に後ろから静かに音を立てずに忍び寄り、そっと近づいてきて、いきなりふくらはぎのところを前足でカリカリっと掻き脅して参ります。その時ちゃんと驚いてあげて「わ!驚いた!こら待て!」と言いながら追いかけると嬉しさにぴょんぴょん跳ね回り部屋を一周致します。

そして部屋のどこかに隠れ頭を低くして見つけてくれるのを待っています。こちらが見つけてあげると、また嬉しさにぴょんと飛び跳ねて、脱兎のごとくの言葉通りダッシュをしてまた部屋を一周して違う場所に隠れます。

そのうちにこちらが隠れているところを見つけられずに諦めて、追いかけっこをしていることを忘れてしまい休憩していると、またどこからともなく出て来て、私の後ろに忍び寄って隠れており突然、ズボンの裾を噛んで引っ張り「こら!怠けていないで探しなさい!」とばかりに叱って参ります。

それでも面倒になり無視をすると、今度は後ろからふくらはぎにしがみついてきて、がぶっと噛んで参ります。その時は、虫に刺されたような痛痒さでまた「こら!待て!」と言って追いかけると、うさぎ先生はしてやったりとばかりに大興奮をしてダッシュを繰り返します。

そんなことを真夜中の3時くらいまで繰り返していたのですが、今回のうさぎ先生は、更に調子づき、脱兎のごとく逃げる時に、私に向かって「プッ」とばかりに一発の目くらまし弾を発砲してから逃げるという技を披露して参りました。

その目くらまし弾は黒い正露丸状のコロコロとした物体です。

それを脱兎のごとく逃げだす度に、私に向かって一発ずつ発砲するので、私は追いかけながらも、その発砲弾を一回一回紙に包んで拾うことに専念しなければならず、結構疲れる追いかけっこであります。

ふと、夏目漱石大先生の「吾輩は猫である」の中に描かれていた「ダムダム弾」という最強最悪な銃弾を思い出してしまいました。






でもうさぎ先生だから許してあげます。