jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

鬼か悪魔か、ホワイト・イーグル・・・


今日は、一か月振りに実家のうさぎ先生のところに来ております。


今朝、お世話をしてくださっている方から、お電話があり、ホワイト・イーグルの包帯がすっぽりと抜けてしまっているというご報告を受けました。

昨日、往復一時間の自転車の旅が徒労に終わってしまいました・・・

包帯を変えた後に、再度、私に浣腸の拷問をされた復讐か・・・悲しそうにさえずるホワイト・イーグルの拷問をこの間は勝ち誇ったかのように眺めていたグレーテルが今回はあまりにも気の毒がって、なぐさめるように見つめておりました。

今日は私をあざ笑うかのようなホワイト・イーグルの顔が想像できます。

私が病院に連れて行けないため、仕方なく、顔面蒼白になる位高額な往診を頼みました。

この恩知らずめ!

数日前に、私が泊まり込みでホワイト・イーグルのお世話をしていた夜、いつの間にか、彼は他の猫ちゃん達も潜んでいた押入れに逃げ込んでしまいました。

しかも、一番高い場所に陣取っております。

気が付いた私は彼を引きづりおろそうとしたところ、ホワイト・イーグルは暗闇の中、目をギラギラと光らせ、歯をむき出して「シャー!」と私に威嚇し、その後、包帯を巻いた腕で私に何度も猫パンチを喰らわせようとしました。

まるで、可愛いギズモがグレムリンに変身したごとく、彼は押入れという安全な場所を見つけ、そしてその中で豹変致しました。

それでも私がひるむことなく、捕まえて引きずり降ろすと、今度は腕から飛び出し、廊下を目もくらむような速さで逃げ出しました。エリザベス・カラーをつけ左右に揺れながら走り去ったその後ろ姿はまるでエリマキトカゲのようでもありました。

ホワイト・イーグルの本性見たり。

普段は大人しく、小鳥のさえずりのように鳴いているホワイト・イーグルの本当の姿は鬼ちゃんでした。

本性を隠す秘密主義の彼だから便秘にもなるのでしょう。


しかし、昨日、包帯を変えて頂いている時、獣医さん達は彼の皮膚は奇跡的に元に戻ってきているとおっしゃってくださいました。

肘まで剥けていた皮膚が、1センチほど再生し、肘を覆っていたのでした。

天界のヒーリングが効いてきているようです。

しかし、まだまだ、まるで鶏の手羽先のような左腕です。パン粉をつけて揚げたら美味しそうです。

思わず、私のタルタルにたるんだ二の腕の皮と脂肪を移植してあげようか?と彼に訊いてみました。これで良ければいくらでもあげるよ。

私が無免許医師のブラック・ジャックのように手術できたら、やってあげるんだけどね。

しかし、彼の答えは「嫌だね」でした。

可愛げのない悪魔です。






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